強姦で有罪判決を受けた男性(39)が2年1カ月の服役を終えたあとで、真犯人が別にいることが分かった。富山県警は、いったい何をしたのか。
「被害者が顔を見てこの人だといった」「姉さんは、間違いないからどうにでもしてくれと言っている」と警察は自白を迫った。犯行があったとされる時間帯に携帯電話をかけていた、というアリバイの主張には「相手は受けてないと言っている」
――全部うそだった。だが男性は「姉にも見放された」と、犯行を認めてしまった。
そもそも逮捕の根拠は、マスクにタオルをかぶっている似顔絵。だれだって似ている。現場検証でも、わからないまま「ここだろ」と。現場の足跡の違いも無視。起訴後、検事に「やってない」というと、警察は「今後は言いません」という念書を書かせた。男性は「恐かったから」という。
典型的な冤罪作りのパターンだ。冤罪になるのはきまって、気の弱い、法の仕組みもよく知らない人たちなのだ。
「真犯人がでなかったら、そのままでしょ。恐いですよね」と加藤浩次。スタジオもあ然だ。
テリーは「問題は逮捕の前です。昔、こいつは不良だったとか、先入観が一番」
鹿児島でもつい先日、12人が無罪になった選挙違反裁判があった。これも警察の捏造だった。警察のミスはきちんと裁かれないといけない。
文
ヤンヤン