壊れた「便器」をジグソーパズル的に「修復」
ちなみに「特撮」とも書いたが、「ダイバスター」では隊員(アニメだけど…)が乗るマシン(4号まである)をミニチュアで撮っている。でもこのマシンは、番組の演出担当が渋谷の東急ハンズで素材を買ってきて手作りしたものらしい。とにかく安上がりなのだ。
なんてスタッフに優しい(楽な…)番組なんだろう、と思ってしまう。ただしADさんは結構酷で、たとえば2階から落として壊した「便器」をジグソーパズルに見立てて「修復」させられたりしている。そして検証の結果、オチがイマイチだったとしても、「某大事典」とは違って容赦なく放送してしまう。そこがかえって面白い。
そんな感じで見どころが多い「ダイバスター」。ロマンが詰まっている。
文
鯖野かサバり