今後も続けていけばいいんじゃない「東京マラソン」

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   1週間前の話になるが、2月18日の日曜日の午前中にフジテレビで放送された「東京マラソン」は、いつものマラソン中継とは違う映像で面白かった。

   「アジア最大規模のマラソン」というふれこみで、東京のど真ん中を3万人が走るという試みだ。銀座を通ったり、浅草の雷門の前を走ったりと、東京の名所を駆け抜けるようなコース。すごい雨が降ってえらく寒い日だったけれど、走っている人はみなさん幸せそうだったね。

   運営を支えたボランティアもすごくがんばっていたし、沿道もたくさんの人たちが明るく応援していてよかった。視聴率も23.6%でこの週のトップ。石原都知事は得意満面だったね。あんまりハッピーそうな顔をしたので、黒川紀章さんが知事選に名乗りをあげたということはあるけれど、それなりに意図は理解してもらえたんじゃないかな。

   市民マラソンの“先輩”の青梅マラソンにとっては迷惑かもしれないし、浅草あたりで商売をやっている人たちは「クソくらえ」と思うかもしれない。だけど、これだけたくさんの人が楽しんだんだから、今後も続けていったらいいんじゃないかと思う。

   今回は、ようやく日本でもマラソンが「文化」のレベルに達したかなとチラッと思ったよ。でも、大都会の道路を封鎖して人々の助けを借りてマラソンをやるんだから、外国みたいに、走っている人に「チャリティをする」という精神があってもいい。その意味では、まだまだこれからという気もしたな。

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