京成電鉄の車内で31歳の女性に3か月間も痴漢行為をしていた男が逮捕された。
捕まえたのは女性の夫だ。恥ずかしさのあまり言うに言えなかった女性から打ち明けられた夫が、妻の乗る電車に同乗。それとは知らずに痴漢に及んだ男はあっけなく逮捕となった。
男は税務署の統括国税調査官。59歳で、民間会社の課長クラスに当たる中間管理職だ。税務署といえばただいま、確定申告の真っ最中。ストレスで判断が狂ってしまったのか、痴漢の続行が許されているとでも勘違いしたのか。この税務署員は辞めざるをえないだろう。浅はかとしか言いようがない。
それにしてもなぜ痴漢は減らないのか。通勤時間帯の混雑はいっこうに改善されない点にも問題がある。ゲストの弁護士、橋下徹は「女性専用車は、冤罪のことを考えると男性のためでもある。男女分けたほうがいいですよ」。そこまで来たか。
文
モンブラン