大阪吹田市でスキー客らを乗せた大型バスが衝突事故で27人が死傷。
「21歳の運転手はノーブレーキで橋脚に突っこんだ。しかも居眠り運転です。ゲーム感覚のような運転といえるでしょう」みのは追求する。
「格安のバスツアーは、はやってますけどね」とゲストの大林素子。事故を起こした21歳は大型免許を取って半年あまり。長野から大阪まで11時間半。交代要員の運転手なし、ひとりだけで夜間運転して疲労困憊で居眠りをしてしまった・・・。
事故の引き金になったのは過労運転だが、その背後に問題があるとみのはフリップを片手に力説する。
「2000年の規制緩和でバス会社は免許制から許可制になって、従来の2.5倍になった。そこで過当競争になった」「なんと従業員10人以下の会社は全体の58%ですよ」競争原理は長時間労働、低賃金を強いることになる。事故を起こした会社も家族経営だった。
「ですから安全安心が切り捨てられているんです」ニュースキャスター:柴田秀一のコメントには説得力があった。
文
初代不良家