結局のところ、「あるある」事典の記述には、AからZまで“神の手”が介在していたようだ。間違い探しにも飽きてきた今日このごろ、テリー伊藤は「ある情報」に基づいて番組の黒い闇に言及した。
「制作会社が商品を扱う業者からお金を貰っていた可能性がある」とテリーは言う。番組の影響力は大きかった。今回の納豆ダイエットでも、番組内容を事前に知り、納豆を大量に仕入れた小売業者がいたようだ。業者側から番組側への売り込みも激しかっただろう。
そこにカネが流れていたのでは、と疑う声は以前からあった。万が一、テレビ番組の取材対象や放送内容が、カネや政治家によって簡単に左右されるなら、“編集権”なんて、どの口が主張できるのかできないのか。
テリーのディープスロートが誰なのかも気になるところだが、この疑惑は今後納豆なみに糸を引くかも、だ。
「石田さんの良さがわかったんじゃない」
こちらは確実な”独自”情報。芸能リポーターの井上公造が、石田純一と長谷川理恵の密会情報を入手。縁結びで有名な箱根神社を二人で訪れてたんだとか。
すわ、復縁か!?と色めきたった井上は石田を直撃。本人は復縁に否定的だったが、井上によれば、石田は某スピリチュアル・カウンセラーの「二人は一緒になる運命」というお告げを「ただひたすらに信じている」らしい。
さらにどーでもいい情報だが、テリーは石田のファンだということが判明した。「ボク、石田さん大好きなんだよね。二人はヨリを戻してほしい」「(長谷川は)離れてみて、石田さんの良さがわかったんじゃない」と願望を込めて語った。
たしかに石田さんには良さがあるはずだ。長谷川さんがテレビに出るためには、野菜料理のレシピと同じか、それ以上に役立つのだから。
スタジオのセットがパワーアップした分、内容は逆にダウンしてしまったようだ。新企画はどこも取ってもまったく新しくない。お料理コーナーのグッチ裕三が、過剰なうんちくと一人芝居で奮闘していた。