生クリームは使いません。牛乳と片栗粉でこんなに美味しいクリーム煮ができるよ|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、鶏むね肉のクリーム煮のレシピをご紹介します。

「生クリーム」はハードルが高い

寒い日にはぽってりしたクリーム煮が食べたくなりますよね。

一般的に、生クリームを使うレシピが多いクリーム煮。

でも生クリームって冷蔵庫に常備しているわけではないし、買ったとしても中途半端に残ってしまうんですよね……。

ということで、今回ご紹介するのは食べたいときにさっとつくれるクリーム煮。生クリームを使わなくても、牛乳と片栗粉でとろーり。

パサつきがちな鶏むね胸肉も、しっとり美味しく仕上がりますよ。

鶏むね肉の柚子胡椒クリーム煮

パンにも白いごはんにもぴったり。

柚子胡椒がアクセントになって最後まで飽きずにいただけますし、和の風味がプラスされるのでお味噌汁など和の献立にもよく合います。

<材料(2人分)>

・鶏むね肉…1枚(250〜300gくらい)
・ほうれんそう…半束〜1束
・オリーブ油…大さじ1
★下味
・片栗粉…大さじ1
・酒…小さじ1
・塩、こしょう…各適量
★クリーム
・牛乳…300cc
・柚子胡椒…小さじ1/2
・塩…小さじ1/3ほど

<つくり方>

1. ほうれんそうは5センチくらいのざく切りにする。根に近い部分もよく洗って使う。あくが気になる場合は水にさらして水けをよくきる。

2. 鶏むね肉は2センチ幅のそぎ切りにする。

3. ボウルやビニール袋に2を入れて、下味の材料を加えてもみ込む。

4. フライパンにオリーブオイルをあたため、ほうれんそうを炒める。しんなりしたらクリームの材料を加えて煮立たせる。

5. 3を加えてヘラなどで全体を大きく混ぜながら、とろみがついて6〜7分を目安に鶏むね肉に火が通るまで煮たらできあがり。必要に応じて、塩で味を調える。

<ポイント>

鶏むね肉をフライパンに入れたら、牛乳となじませるように大きく混ぜていくと、片栗粉によってとろみがついてくるので、焦がさないようにクリーム状にしてください。

ほうれんそうのほかに、かぶや小松菜、白菜、きのこなどを入れてもいいですね。

とろみの出やすい里芋などを入れたときや、とろみが重いなと感じたときは、牛乳や豆乳で調整してください。

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文・松本日奈

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