CDプレイヤーみたいなコレで、「白湯生活」が続けられるようになったよ
※本記事は2023年11月18日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by アンザイ サヤ
肌寒くなり、夏の間はお休みしていた白湯やホットドリンクを再開しました。でも、冷ましているあいだに別のことをして、気づくと冷たくなっていることが……。
そこで、「温め直す手間もなくて便利そう!」と気になっていたアレを導入してみました。
CDプレイヤーみたいなコレは一体……?
Apilaton「カップウォーマー」2,999円(税込)※Amazon価格
CDプレイヤーのような見た目ですが、温かい飲み物を保温する「カップウォーマー」なんです。
約130cmのコードがついており、電源はACアダプターのみ。USBには対応していません。
こんな小さくてシンプルなアイテムで本当に保温できるの……? さっそく使ってみましょう!
ボタンひとつで操作がカンタン!
まずは、持ち手がついているシリコンの蓋を外します。保温プレートの直径は約9.5cm。だいたいのマグカップは載る大きさです。
いつもどおり沸かした白湯を注ぎ、保温プレートに載せます。カップウォーマーを使わないときの温度変化も知りたいので、同じマグカップを使って比べてみます。
今の時点では、白湯は約82℃。白湯の飲みごろは50℃前後らしいので「55℃」に設定しました。温度は「55℃、70℃、80℃」の3段階にボタンひとつで切り替えられます。
説明書によると、設定温度より熱い場合は、ゆっくりと設定した温度まで下がっていくとのこと。しばらく待つと、約30分で55℃に到達しました。飲んでみるとちょうどいい温かさ!
同じ頃、そのまま放置した白湯は50℃。こちらも飲み頃でしたが、変化が出てきたのはこの後からでした。
その後、90分が経過したところで再び測ってみると、カップウォーマーは45℃に。
温かさは90分を超えても保たれていたので、最後までおいしく飲み切ることができました。
そのまま放置したカップは32℃まで下がり、水に近い温度でした。これは温め直したいなぁ。
温度は室温やカップの材質、蓋の有無にも左右されるので、そこまで精密ではないのだそう。
筆者は55℃ → 弱、70℃ → 中、80℃ →強のような、熱の強さと考えて使い分けています。
マグカップ以外も使えるかな?
このカップウォーマーでは、ガラス、陶器、缶が温められるようです。なので、カップ以外に缶コーヒーや哺乳瓶の保温にも良さそう。
そこでふと、「缶が大丈夫なら缶詰も温められるかな?」と思い、試してみることに。
缶詰の蓋を開け、しっかり熱したいので「80℃」に設定。
10分を過ぎた頃には50℃まで上昇。そろそろいい感じかな?
温めた牡蠣の燻製をバゲットに乗せて、ぱくっ。熱々、ホクホク。できたてを食べているみたい!
パンをオイルに浸したら、簡易的なアヒージョも楽しめました。ひとり分だけ、ちょこっと食べられるのっていいなぁ!
さんまの蒲焼ややきとり缶なども楽しみましたが、温めるだけでおいしさが増し増しでした。
ただし、缶は熱伝導がいいので火傷には注意しましょう。
タイマー機能が充実しているんだ
カップウォーマーを買うときに、気になったのが安全面でした。うっかり消し忘れるのが心配だったので「タイマー設定」ができるのもよかったです。
左のボタンを押すと「2/4/6/8/10/12時間」の6段階で設定できます。
さらに、8時間で自動的に電源がオフになるので安心。
輸入製品ですが、PSE(電気用品安全法)マークも取得しており、安全性の認識がきちんとしているのも購入の決め手になりました。日本語の説明書も同梱されています。
箱もシンプルだったので、これからのギフトシーズンにも良さそう!デスクワークが多い友人に贈ろうかな。
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文・ROOMIE編集部
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