台湾の定番ごはん「魯肉飯(ルーローハン)」を10分で再現!豚バラ肉がトロットロになる秘密はね…

撮影:難波 雄史

甘じょっぱいトロトロの豚肉がごはんに絡む、台湾の名物料理「魯肉飯(ルーローハン)」。現地で初めて食べたときの感動が忘れられず、家でもときどきつくるお気に入りのメニューです。

ただ、一般的な調理法だと豚のブロック肉を刻んでから煮込むので、急いでも小一時間はかかってしまう……。もう少し簡単にできたらなぁと思っていたら、わずか10分で豚肉がとろける“光速神レシピ”と出会ってしまいました。

教えてくれたのは、SNS総フォロワー数280万人の料理研究家「だれウマ」さん。

手軽な豚バラ肉であのトロトロ感を再現するテクニックを、著書『ラクして限界飯』(大和書房)からご紹介します。

豚肉がとろける至極の旨さ!「限界魯肉飯(ルーローハン)」のつくり方

(画像はすべて本書36~37ページより)

<材料(1人分)>

  • 豚ばら薄切り肉(1cm幅に切る)…150g
  • 片栗粉…大さじ1/2
  • ごま油…大さじ1
  • にんにく(みじん切りにする)…1片
  • 【A】酒…大さじ2
  • 【A】しょうゆ…大さじ1
  • 【A】砂糖…大さじ1
  • 【A】オイスターソース…大さじ1/2
  • 【A】黒こしょう…適量
  • 【A】鷹の爪(種をとってみじん切りにする)…1片
  • 酢…大さじ1/2
  • 卵…1個
  • 塩…少々
  • 温かいご飯…適量
  • <つくり方>

    1. 豚肉を焼く
    豚肉に片栗粉をまぶして、フライパンにごま油、にんにくとともに入れ、弱火でじっくり加熱する。
    (豚肉の表面に片栗粉をまぶすことで、肉汁が流れ出るのを防ぎ、やわらかい食感になります!)


    2. とろみをつける
    1にAを入れ、とろみがつくまでよく煮つめる。とろみがついてきたら火を止めて、酢を加えよく馴染ませる。
    (酢を最後に加えると、酸味が飛ばず味が締まります!)


    3. 目玉焼きをつくる
    器にご飯を盛りつけ、2を添える。フライパンの油をキッチンペーパーで軽く拭きとり、卵を割り入れて塩をふり、目玉焼きを作る。目玉焼きをご飯の上にのせたら完成!

    (『ラクして限界飯』36~37ページより引用)

    豚バラ肉と片栗粉で「簡単」と「おいしい」を両立

    「だれでも上手く、そしてウマく」をコンセプトにレシピ開発を手掛ける「だれウマ」さん。

    疲れがピークで、もう限界。料理をつくる時間も、心の余裕もない──本書『ラクして限界飯』は、そんな“限界モード”の人ほど手にとってほしい一冊。

    調理手順をとことん限界まで省いても、最大限のおいしさを引き出せるように工夫されたレシピばかりなので、しっかり体力を回復できる食事が簡単に用意できるんです。

    この「限界魯肉飯(ルーローハン)」も、片栗粉をまぶした豚肉を弱火でじっくり加熱することで、数十分は煮込んだようなトロトロ感に。

    ごはんの上にテリテリのあんをたっぷりのせて、半熟の目玉焼きを崩しながら食べると、もう最高……! 一瞬で疲れが吹き飛ぶおいしさでした。

    仕上げに加える酢がさわやかで、コッテリしすぎないのも嬉しいところ。疲れたときこそガツンと食べたい、元気になれるレシピです。

    ラクして限界飯

    文・airi_tanabe

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