ながら聴きイヤホンでもノイキャンしたい。それ、「AirPods 4」が叶えてくれるよ

いま、「耳を塞がないイヤホン」が流行していますよね。

イヤホンを着けたままで外の音が聞こえるから、音楽を聴いたり、動画を見たりしながら別の作業を進められる “ながら聴き” ができてすごく便利です。

ただ、ときには外の音を遮断して、自分の世界に入り込みたいことも。耳を塞がずに外の音をカットできるイヤホンがあったらいいのに……。

それ、アップルが出してくれました。

マルチに使えて、しかも快適。“ちょうどいい”一台

AirPods 4

Apple「AirPods 4」29,800円(税込)

AirPods 4」は、AirPodsシリーズの2024年最新モデル。これが装着感も使い勝手も良くて、“ちょうどいい”一台なんです。

AirPodsは、インナーイヤー型デザインといって、耳の穴に軽く引っ掛けるようにして装着する形状をしています。

一方でAirPods Proのようなカナル型と呼ばれるイヤホンは、耳穴を塞いで装着するため「圧迫感があって苦手」というひともいますよね。でも、これなら大丈夫。なんといっても一番の特徴は、着け心地の良さなんです。

イヤホン自体の重さはわずか4.3gで、着けていることを忘れてしまうくらいに軽いです。実際に数時間着けてみましたが、耳がまったく痛くなりませんでした。

充電ケースもコンパクトで、バッグやポケットにスッと収まるのが便利。荷物にならないのが嬉しいところ。

また、イヤーピースが不要なので、サイズ選びに悩むこともありません。この何も気にせずシンプルに使える便利さは、AirPodsの大きな魅力です。

耳を塞がないのに騒音が抑えられるって本当?

インナーイヤー型イヤホンは外の音が聞こえるのがメリットですが、それって考え方次第ではデメリットでもありますよね。場合によっては、周りの音が気になってしまって集中できないことも……。

AirPods 4は、シリーズで初めてノイズキャンセリング機能を搭載したことで、そのデメリットを解決しました!(※非搭載バージョンも発売しています)

実際に室内で使ってみると、AirPods 4を着けた瞬間に、近くで稼働している空気清浄機の音がスッと静かになりました。そのまま音楽を再生すれば、話しかけられたことに気づかないくらい外の音が聞こえなくなる感覚です。

もちろん、ノイズキャンセリング機能を使わなければ、ながら聴きイヤホンとして大活躍。1回の充電で最大5時間も再生できるので、家事をしながら音楽を楽しむこともできます。

逆に「もっと外の音が聞こえたらいいな」と思ったら、「外部音取り込みモード」をオンにすればOK。イヤホンに内蔵されたマイクが外の音を拾って、音楽と一緒にまわりの音がよりハッキリと聞こえます。

モードの切り替えも簡単で、イヤホンのスティック部分を指でギュッとつまむだけ。いちいちスマホを取り出さずに操作できるのは、使いやすいですよね。

音漏れは大丈夫?音質はどう?


インナーイヤー型イヤホンの弱点は、音漏れがしやすいこと。

耳を塞がないから、隙間から音が漏れてしまうのは仕方ないことですが、それでもAirPods 4は予想以上に音漏れが小さくなっていました! 普通に音楽を楽しめるボリュームでも、満員電車など人との距離が近すぎなければ気にならないレベルです。

ノイズキャンセリングのおかげで、必要以上にボリュームを上げなくていいことが、音漏れ対策にもなっています。

もうひとつ、インナーイヤー型イヤホンの弱点があります。それは低音再生が苦手なこと。

これも耳を塞がないという構造上、仕方ないところ……なんですが、その課題もAirPods 4はクリア! 力強い低音で、音楽再生だけじゃなく、映画も迫力ある表現で楽しめます。

併せて、音質全体も最新モデルらしく進化。低音がしっかり鳴ってくれることで音楽全体のバランスが取れて、聴いていて「ここが足りないな」と思わせない、ナチュラルなサウンドが印象的です。

iPhoneユーザーなら、やっぱりAirPodsは快適


iPhoneと一緒に使うと、AirPods 4の便利さがさらに引き立ちます。環境にあわせてボリュームを自動調整したり、着け外しにあわせて自動で再生/停止してくれたりと、使い勝手が抜群です。

なかでも特に便利だと思ったのが「会話検知」機能。会話を始めると自動でボリュームが下がり、外部音取り込みモードにしてくれるんです。これが買い物のときなどに活躍してくれて、本当に着けっぱなしで生活できるようになります。

こんなに簡単で使いやすい機能をたくさん用意してくれるとは、さすがアップル。毎日着けていたくなるような、暮らしのパートナーとなってくれる一台です。

iPhone・AirPods・Apple Watchを同時充電!Ankerの小さなコレ、すごいんです

文・小岩井 博

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