私があえて「普通のチェキ」を使う理由。スマホ・デジカメにはないドキドキ感があるんだ

パシャッと撮ったらすぐに写真が印刷される、インスタントカメラ。

そんな“インスタントカメラといえば”な富士フイルムの「instax チェキ」ですが、近年はスマホから写真を転送できたり、印刷する写真を選べたり……なんて高機能なモデルもあります。

でもいろいろ触ってみた結果、やっぱりノーマルタイプのチェキが私には合っているのかも……!

一番シンプルなチェキ

富士フイルム「instax mini 12」12,100円(税込)

今回選んだのは、おそらく現行では一番スタンダードなモデルである「instax mini 12」。

モニターや通信機能はなく、フィルムを入れて撮ったら印刷される、というシンプルなインスタントカメラです。

クレイホワイト・ブロッサムピンク・パステルブルー・ライラックパープル・ミントグリーンの5色展開で、かわいらしいカラーバリエーションが特徴的。

チェキって本体が大きめなイメージがありましたが、実際に手に持ってみると意外にもホールドしやすいサイズ感といった印象でした。

コンパクトフィルムカメラ、デジタルカメラと比べるとこのくらい。

持ち運ぶにはやや大きいものの手首に掛ける用のストラップが付属しているなど、思ったよりストレスは感じていません。

適当に撮ってもいい感じに


使い方は説明するまでもないですが、ファインダーをのぞいてシャッターを切ると、上の部分から写真がウィーンと出てくるという仕組み。

レンズのまわりの部分をカチッと回すとスイッチが入ります。

なんといってもやっぱりこの独特の写りが良すぎる……!

適度に解像度が低く、ちょっと霞んだように写るのがなんともノスタルジック。

周りの明るさにあわせてシャッタースピードやフラッシュ光量を自動で設定してくれるらしく、室外・屋外問わず何を撮ってもいい感じにしてくれます。

スマホやデジカメのようにモニターがあるわけではないので、写真を手に取るまでどんな写りになったのかわからないのがドキドキするんですよね〜。

少しずつ色が変わるのを待っているあの時間もこれまたインスタントカメラの醍醐味で。写真が“モノ”としてすぐに出てくるので、みんなで回し見できるのも楽しい!

ちなみに丸い部分がシャッターなのですが、位置のせいかまだ不慣れなためか誤シャッターを何度か切ってしまったので使用の際はご注意を。

思わぬ失敗カットが手元に残るのも思い出、ということでご愛嬌ですね。

セルフィーや接写にも

レンズの横にはセルフィーミラーが付いており、自撮りだってお手の物。

はじめは「小さっ」と思いましたが、これ、結構便利でした。

クローズアップモード

また、30〜50cmの接写に最適なクローズアップモードも搭載されているのですが、こちらは正直なところ写りの違いがわからず……。

もう少し試してみたいな〜と思っています。

10枚で何を撮るか

フィルムは10枚入りで、モノクロフィルムや枠の色や柄が付いたものなど種類もさまざま。

この10枚というのも絶妙で、スマホやデジカメのようにパシャパシャとは撮りまくれないので、いい意味で何を撮るか厳選するように。

フィルム交換がかなり簡単なのも魅力で、フィルムが入ったこの四角いケースをパコッと入れるだけ。

旅行やイベントなど「今日はたくさん撮るぞ」なんてときは、替えのフィルムも一緒に携帯しておけばサッと交換できますよ。

旅行やイベントにおすすめ

今回、ひさしぶりに家族で集まる機会があり購入したのですが、本当に持っていってよかったと実感! みんなで撮り合ったり、どんなふうに写った? なんて話したり、思い出のひとつになりました。

もちろん普段使いにもいいですが、旅行やイベントなど人が集まるタイミングで使うのが楽しいですね。

古いデジカメや昔のiPhoneなど空前のレトロカメラブームですが、「普通のチェキ」も選択肢に入れてみては? イベントごとが目白押しな年末年始にもぜひ。

購入してから「デジカメ撮影が楽しくなったアイテムたち」を紹介します

古の名機「iPhone 5s」を、コンデジとして使ってみたら最高だった!

文・小池田

価格および在庫状況は表示された10月30日22時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部、制作者が一定割合の利益を得ます。

配信会社から提供を受けたコンテンツやプレスリリースを原文のまま掲載しており、J-CASTトレンドが制作した記事ではありません。お問い合わせは配信会社・プレスリリースの配信元にお願いいたします。