「ICT教育」に関する意識調査

「ICT教育」に関する意識調査賛成派が多い一方、懸念の声も多くあがる結果に

「ICT教育」に関する意識調査 ~賛成派が多い一方、懸念の声も多くあがる結果に~

 
e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(代表取締役:吉田智雄、本社:大阪府吹田市 以下、イー・ラーニング研究所)は、「ICT教育」についての意識調査を実施いたしました。(クロス・マーケティング・グループ QiQuMOを使用)
調査の結果、ICT教育の導入に対して賛成派が多く、便利で効率的に学習できることが期待されていることがわかりました。一方でインターネット環境による格差や健康面への懸念、教える側のリテラシー強化など様々な課題があることもわかりました。メリットとデメリットの両面に着目して進める必要があると思われます。
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【「ICT教育に関する意識調査」概要】
調査方法 : クロス・マーケティング・グループ QiQuMOを使用
調査期間 : 2月20日(木)~2月23日(日)
調査対象 : 全国の男女(20歳~59歳)n=500
※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「イー・ラーニング研究所調べ」と明記してください

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【調査結果概要】

ICT教育の導入に関して、賛成している人が多数派と判明。メリットとしては利便性の高さや効率の良さが挙げられる。

ICT教育の導入により、学習の質が向上すると考える人が多数。またICT教育を通した情報リテラシーの習得やタイピングスキルの向上が期待されていると判明。

ICT教育の導入における課題としては、インターネットトラブルや設備などの環境格差の発生など様々な意見が飛び交う。またデメリットとして、健康への影響や学習効果に対する不安の声も。

ICT教育の導入における子どもの将来への影響 に関しては、新しい技術への適応や情報リテラシー向上など前向きな意見が多い一方、コミュニケーション能力低下など懸念も散見される。
また今後のICT教育に求めるものとして、体制の整備や内容の最適化など、多くの要望が集まる結果に。

 
1.ICT教育の導入に関して、賛成している人が多数派と判明。メリットとしては利便性の高さや効率の良さが挙げられる。

 
「教育現場や家庭でのICT教育の導入についてどう思いますか?(単一回答)」という質問に対しては、
「賛成である」(35.0%)
「反対である」(8.0%)
となり、賛成派が多数であることが判明しました。

また「教育現場や家庭でのICT教育の導入によるメリットは何だと思いますか?(複数回答可)」という質問に対しては、
「どこでも学べる」(31.9%)
「学習の効率が上がる」(21.9%)
となりました。
その他の回答についても、「社会進出で有利」「社会人になるためにデジタルに慣れるべき」など、コロナ禍において様々な学校や企業でオンラインツールでの授業や会議が導入されたことも影響していると思われます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502274808-O1-u8L7Y0av】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502274808-O2-pU1M8b3Z

 

2.ICT教育により、学習の質が向上すると考える人が多数。またICT教育を通した情報リテラシーの習得やタイピングスキルの向上が期待されていると判明。

「ICT教育は学習の質を向上させると思いますか?(単一回答)」という質問に対しては、
「向上すると思う」(10.8%)
「やや向上すると思う」(29.8%)
となりました。「どちらともいえない」(43.8%)と中立の人を除くと、向上すると考えている層が多数派とわかりました。

「ICT教育を受けるとどのようなスキルや能力が身につくと考えられますか?(複数回答可)」という質問に対しては、
「情報リテラシー」(29.4%)
「タイピングスキル」(26.1%)
「セキュリティ意識」(24.9%)
となりました。
ICT教育を受ける中で、より安全に、より効果的にIT技術を活用できるようになる ことを期待している人が多いようです。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502274808-O3-p7XRwPX9
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3.ICT教育の導入における課題としては、インターネットトラブルや格差の発生など様々な意見が飛び交う。またデメリットとして、健康への影響や学習効果に対する不安の声も。

「ICT教育の導入における課題は何だと思いますか?(複数回答可)」という質問に対しては、
「子どものインターネットトラブルなどの安全性」(28.7%)
「インターネット環境の格差」(24.6%)
「必要な機器の手配」(23.7%)
「教師のITリテラシーリテラシー不足」(21.6%)
と様々な意見が飛び交う結果になりました。
その他の回答としては「デジタル依存」「従来の教科が疎かになること」など、これまでとは異なる教育手法に対する不安の声が上がりました。

「ICT教育においてデメリットと感じることは何ですか?(複数回答可)」という質問に対しては、
「画面を長時間見ることによる健康への影響」(25.4%)
「ノートや教科書と比べて記憶に残りにくい」(22.0%)
となりました。健康面や学習効果に対して疑問を抱いている人も少なくないようです。
その他の回答としては「人付き合いから得られる大切な経験が少なくなってしまう」など、オフラインならではの体験が失われることに対する懸念の声が見受けられました。

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4.ICT教育の導入における子どもの将来への影響に関しては、新しい技術への適応や情報リテラシー向上など前向きな意見が多い一方、コミュニケーション能力低下など懸念も散見される。
また今後のICT教育に求めるものとして、体制の整備や内容の最適化など、多くの要望が集まる結果に。

「ICT教育を受けることで、子どもたちの将来の仕事やキャリアにどのような影響があると思いますか?(複数回答可)」
という質問に対しては、
「新しい技術に適応しやすくなる」(34.5%)
「情報リテラシーが向上する」(23.7%)
となりました。
子どものうちからICT教育に触れることで、さらにIT化が進んでも適応していくことが期待されているようです。
一方で、その他の回答としては「人とのコミュニケーション能力の低下」など、人と接する機会が減少することによる懸念の声も見受けられました。

「今後のICT教育に求めるものは何ですか?(自由回答)」という質問に対しては、
・「教育できる人の育成」「教える側のスキルを上げて欲しい」
など教育体制の整備に関する要望
・「全ての子どもへの平等な教育」「安全でみんなが平等に受けられる」
など平等な教育に関する要望
・「ネットトラブルを防いでほしい」「機器の取り扱いに対する責任を教える」
などリテラシー教育に関する要望が多く挙げられました。
これまでの教育手法とは大きく異なるからこそ、メリットだけでなくデメリットにも目を向けて慎重に導入を進める必要があると思われます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502274808-O7-oKXLGu4I

 

 

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