全授業を英語で行う理工学部「デジタルグリーンテクノロジー学科」開設へ
記事配信日:
2025/02/21 14:00 提供元:共同通信PRワイヤー
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生成AIをはじめとしたテクノロジーの急速な進化と普及が進む中、持続可能なグリーン社会の実現を目指すGX(グリーントランスフォーメーション)の重要性が高まっています。上智大学 (東京都千代田区、学長:曄道 佳明) では、世界人口100億人に迫る地球の未来を見据え、GXを牽引する人材を育成する「デジタルグリーンテクノロジー学科」を2027年4月、理工学部に開設する予定です(構想中)。
新学科では、多様なバックグラウンドを持つ世界中の仲間と地球規模の課題に挑む力を養うため、カリキュラムのすべてを英語で提供。データサイエンスやデジタル技術を基盤とした最先端のエンジニアリングを学ぶププログラムを通じて、変革を起こす次世代のイノベーターの育成を目指します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502204540-O1-icx1ec9C】
デジタルグリーンテクノロジー学科の特徴
1.データサイエンスとデジタル技術を中心に、 既存の理工学分野との複合的な学びを提供
データサイエンスやデジタル技術をカリキュラムの中心に据え、電気・機械・生物・化学など既存の理工学分野の複合的な学びを提供し、これからの社会でエンジニアリングに何ができるのかを体系的に学びます。データサイエンスの知識を他分野に応用することで、従来の枠組みを超えた新しい価値を生み出す力を育てることを重視します。
2. 授業・試験・レポート・研究指導・論文執筆の すべてを英語で実施
GXは世界共通の課題であり、英語で教育を行うことは国際社会で活躍するための準備として不可欠であるとの考えから、新学科は全てのカリキュラムを英語で行います。本学理工学部では、2012年に英語による学位取得が可能な2つのコースを開設しており、世界中から来日した学生たちが学んでいます。新学科では、これらのコース運営で培った知見やノウハウを最大限活用し、「英語で学ぶ世界基準の理工教育」を更に発展・拡充することでグローバルな視野を持った人材を育てます。
3. 実践的な課題解決能力の育成
企業や自治体と連携したプロジェクト型学習やインターンシップ科目を通じて、データ駆動型アプローチによる課題解決の手法を学び、実社会で通用する問題解決能力を培います。卒業研究を必修科目とすることで低年次の学修内容を確実に定着させるほか、卒業研究への取組みを通じて検討すべき課題を自ら設定し解決する構想力も養います。
4. ワンキャンパスの強みを活かした文理融合で 複合知を育む
本学では、全ての学部が一か所に集うワンキャンパスの利点を生かし、文理の枠を超えた学びの場を提供しています。理工学部でも、多様な専門分野の教員が連携し、学部横断的にカリキュラムを展開。AIに関連する講義では、神学から理工学まで多様な専門分野の教員が参加し、AIがもたらす社会的影響について議論しています。学生は自身の専門分野を深めるとともに、他分野の視点や考え方に触れることで、幅広い視野を養うことが可能です。新学科でも、専門性を深めつつ、異なる分野の知識を柔軟に活用する「複合知」を修得し、現代の複雑な社会課題に対応できるような学びの環境を整えます。
上智大学長 曄道 佳明からのメッセージ
地球の未来に希望はあるか。もしそれが見えないのなら、私たちが創り出せばよいのです。「デジタルグリーンテクノロジー学科」の開設は、これからの時代に向けた私たちの新たな挑戦です。地球規模の課題は複雑化しています。AIやビッグデータ、IoTといった技術が急速に発展し、多くの分野に革新をもたらす一方で、それらをどのように活用して課題解決に結び付けるのかは依然として大きな挑戦でもあります。カーボンニュートラルや生物多様性などの地球規模の課題解決には、従来の科学技術にデータサイエンスを融合させることが不可欠です。
新学科では、英語による世界基準の理工教育を通じて、多様なバックグラウンドを持つ学生たちがともに学び、データサイエンスやデジタル技術を基盤とした最先端のエンジニアリングを修得します。エンジニアリングの可能性を探求し、新たなイノベーションを創出する次世代のリーダーを育成することで、私たちは持続可能な社会の実現に貢献していきます。
■名称と入学定員・収容定員など
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101998/202502204540/_prw_OT1fl_z97L04G3.png】
※本計画は構想中であり、内容は変更となる可能性があります。
参考:上智大学の英語学位プログラムについて
2025年2月現在、上智大学では、全てのカリキュラムを英語で提供する学位プログラムを下記の通り設けています。
<学部>
(1) 国際教養学部
(2) 理工学部物質生命理工学科(グリーンサイエンスコース)、機能創造理工学科(グリーンエンジニアリングコース)
(3) SPSF(Sophia Program for Sustainable Futures): 持続可能な未来を考える6学科連携プログラム。新聞学科、教育学科、社会学科、経済学科、経営学科、総合グローバル学科の6学科の中に開設されている。
<大学院>
(1) グローバルスタディーズ研究科 グローバル社会専攻および国際協力学専攻
(2) 理工学研究科 理工学専攻 グリーンサイエンス・エンジニアリング領域
(3) 総合人間科学研究科 教育学専攻
(4) 地球環境学研究科 地球環境学専攻 国際環境コース
(5) 言語学研究科TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)コース
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