天津楊柳青が巳年を記念して特注の木版年画を発表

天津楊柳青が巳年を記念して特注の木版年画を発表 
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AsiaNet 200674 (0011)

【天津(中国)2025年1月29日新華社=共同通信JBN】1月26日、楊柳青木版年画の代表的継承者であるHuo Qingshun氏は、春節がユネスコの無形文化遺産リストに登録後初の旧正月を迎えるにあたって、巳年の創作干支画を発表しました。

「Golden Snake Brings Good Fortune(金の蛇が福を招く)」と題されたこの作品は、伝統文化に敬意を表すだけでなく、文化の継承と革新の完璧な統合の好例になっています。

作品は干支の巳(蛇)を中心に据え、幸運を表す漢字「福」と創造的な手法で融合させています。

作品中の長寿の桃(蟠桃)と霊芝は長寿と幸運を象徴し、ハスの葉と花は調和と幸福を表しています。コウモリは多くの福の象徴として描かれています。

蛇の頭部は抽象芸術で描かれ、神秘性と芸術的魅力の両方を体現しています。蛇の胴体は、中国民間伝承の八仙が使用する神通力を持つ8つの武器と、富を象徴する銅貨で装飾されており、この作品は伝統的な要素を保ちつつ、現代的な美的魅力を醸し出しています。

中国北部の天津市西青区宣伝部(Publicity Department of Xiqing District)は、楊柳青年画が2006年に国家無形文化遺産の第一陣に含まれたと紹介しました。古代の町、楊柳青鎮を起源とするこの工芸品は、明の時代(1368-1644)にまで遡り、清の時代(1644-1911)に栄え、400年以上の歴史を誇ります。

楊柳青木版年画は、豊かな文化的な意味合い、完全な構成、均一な筆致、鮮やかな色彩が特徴で、多くの場合、縁起の良い意味を持つ民俗習慣や歴史物語を反映しています。その制作工程は、複雑かつ込み入ったもので、輪郭取り、刻版、色刷り、絵付け、表装という5つの主要なステップで構成されています。

楊柳青木版年画の主題は、民俗伝承、歴史物語、戯曲の登場人物、美女や子供の描写など多岐にわたります。これらは高い芸術的価値と歴史研究上の重要性を備えており、中国文化の多様性と創造性の重要な側面を表しています。

ソース:The Publicity Department of Xiqing District

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