大容量バッテリーで軽量 ソニーのミッドレンジスマホ「Xperia 10 VI」

   ソニーは、ミッドレンジモデルという位置づけのスマートフォン「Xperia（エクスペリア） 10 VI」を2024年7月上旬から発売する。

電池持ちやカメラ性能など使い勝手を極めたミッドレンジモデル

約1分で動画が作れる「Video Creator」搭載

   本作は、2日間使える5000mAhの大容量バッテリーを内蔵しながら、片手でも操作しやすい約164グラムの軽量ボディを実現したとしている。また、バッテリー駆動の最適化などにより、連続での動画再生時間は従来と比べ約10％向上したという。

   背面パネルにはマットで乳白色の半透過樹脂材を使用し、本体カラーがやわらかく透けて見えるデザインとした。電子機器の規格であるIP65/68防水/防塵性能を備えるほか、約6.1型フルHD+有機ELディスプレイは耐落下性と耐擦傷性の強いガラス「Corning Gorilla Glass Victus」を採用するなどの堅牢性を確保しているとしている。

   写真や動画などの撮影データを手軽に編集し、約1分で動画を作成可能な「Video Creator」を新搭載。背面には4800万画素・広角と800万画素・超広角の2眼レンズを装備し、3つの焦点距離で撮影できる。光学2倍相当で画質劣化が少なく、被写体をより大きく撮影することが可能だという。また、前面カメラは800万画素となっている。

   前面のステレオスピーカーは従来モデルからダイナミックレンジが広がり、より自然な音質バランスと音量を実現したとしている。

   メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GB、microSDXC（最大1.5TB）に対応する。

   携帯電話通信事業者を通じて発売するほか、直販サイト「ソニーストア」などではSIMフリーモデルの発売も予定しているという。

   カラーはブルー、ブラック、ホワイトの3色。