「痛バ」にピッタリなダイソーの「推しバッグ」 缶バッジ、ぬいぐるみを持ち歩ける
「痛バッグ」。好きなアイドルやキャラクターといった「推し」のキーホルダーや缶バッジをたくさん飾り付けたバッグで、「痛バ」と略される。
この「痛バ」にするのにピッタリだとして、XやTiktokで話題なのが、DAISO(ダイソー)の「推しバッグ」だ。人気商品のようで、実際に記者が東京都と神奈川県の計6店舗を回ったが見つからず、7店目でようやく購入することができたほどだ。
物を入れる部分の表面が透明
「痛バ」は2013年頃から流行。バッグの、物を入れる部分の表面が透明になっており缶バッジがたくさん入れられる。
J-CASTトレンドは、ダイソーを運営する大創産業(広島県東広島市)を取材した。広報によると、ダイソーにはデザイン性や機能性の高い「推し活向けバッグ」類の取り扱いが少なかった。そこで新たにラインアップを増やし、開発を試みたという。現在では、Xなどで紹介すると約3000件リポストされるほどの人気商品になっている。
このバッグには、現在も缶バッジを入れる人が主流だ。また最近の推し活では、特に推しのぬいぐるみを持ち歩く「ぬい活」が流行している。そこで、手のひらサイズの推しのぬいぐるみを入れるスタイルもはやっているそうだ。ダイソーの推しバッグには、中に缶バッジやぬいぐるみなどを固定するシートが入っている。TPOに応じてシートを入れ替えることで通常のシーンでも使えるので、現在高い評価が得られているのではないかと広報担当者は話した。
ぬいぐるみをしっかりと固定
ダイソーで販売されている推しバッグは、リボン付リュックやフリル・マチ付トートバッグ、縦型スクエアショルダーバッグなど13種類。
その中でも、SNSで人気商品の「推しバッグ、リボン付リュック」を記者が購入した。ブラックとホワイトの2種類あり、ブラックを選んだ。バッグの前についている収納部分がクリアになっており、その中に土台の板が入っていて、ぬいぐるみをしっかりと固定できる。
後ろにも荷物が入れられ、その部分は、しっかりとした作りだ。ペットボトルや財布、スマートフォンや化粧ポーチなどが入る。一つのバッグで出かけられるところが魅力のうえ、推しのグッズを入れてアピールしながら持ち歩けるのもポイントが高い。価格は500円(税抜)と、リーズナブルだ。