20年「丸坊主」、やめた理由が切ない ギターとピアノと口ラッパマン、中村郁実
【未来のスターがやってきた】
若手アーティストを熱く応援する音楽バラエティーラジオ番組「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のメインパーソナリティー、DJ Nobbyさんによる新連載。全国放送の同番組に出演した「近未来のトップアーティスト」の素顔を紹介します!明日にも人気沸騰する逸材が登場するかも...?
DJ Nobbyです。第30回のゲストは、埼玉県出身のギター弾き語りシンガーソングライター、中村郁実さん。小さい頃からラジオっ子だったということで「今日は本当に緊張しています!」と、ラジオ局のスタジオに入ってソワソワした状態からの収録スタートとなりました。
仕事が暇すぎてBGMとセッション
中村さんは、楽器はギターとピアノの弾き語りに加え、口でラッパの音を模した演奏が出来るそうです。「昔プールの監視員をやっていたときに、仕事中暇すぎて館内のBGMと口ラッパでセッションしていたんです」と、意外な上達の過程を教えてくれました。
今回ご出演いただくきっかけとなったのは、JiHyangさんの出演回で以前からJiHyangさんと繋がりのあった中村さんの話題で盛り上がったことでした。コーディネーターのぴんくさんから「ゲストに出てみない?」と誘われ、中村さんが番組アーカイブを確認したところ、開始早々に自分の名前が出ていて驚いたそうです。
ぴんくさんと中村さんは、もともと知り合い。ぴんくさんが以前音響エンジニアとして勤めていたライブハウスに中村さんが出演したのが、きっかけでした。出会った当時の中村さんは、「丸坊主に白シャツ、ジーパン」が定番スタイルだったそうで、髪を伸ばし始めたのはここ3年くらいの話なのだとか。
「僕の頭の形はすごく良くて、3歳から24歳までずっと丸坊主でした」
髪の毛を伸ばし始めたのは、仕事やプライベートで「いったん更地になるような出来事が相次いだ」事だったとか。事務所から離れたり、パートナーと別れたりするタイミングが重なり、ヘアスタイルを大きく変える決意をされたそうです。「普通は逆に丸坊主にするタイミングですよね」とスタジオは盛り上がりました。
大学から音楽を始めても、「オレならいける!」
中村さんが一番最初にギターに触れたのは、高校3年生の誕生日。中古のアコースティックギターを買ってもらったそう。しかしここで意外な事実が飛び出します。
「でも、実は中学3年ぐらいからシンガーソングライターになりたいと思ってたんです」
小中高はサッカーに多くの時間を割いていた中村さんは「大学に入ってから音楽始めても、オレならいけるぜ!」と根拠のない自信を持って、しばらく楽器を手に取ることはなかったそうです。
......その根拠のない自信は、果たして吉と出るのか凶と出るのか。その後のお話は、ぜひアーカイブ本編で!
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プロデューサーに福岡晃子(チャットモンチー)を迎え、ドラマ初回放送に合わせた4月14日(土)に配信限定でリリース。
都内を中心に弾き語りライブを精力的に行っている。
金融機関勤務の知見を生かし、音声配信プラットフォーム「Voicy」でフォロワー10万人に向けて「きのうの経済を毎朝5分で!」を配信中。