ChatGPTに生成系AIの可能性 悩み相談から3Dモデル作りまで?【2023年ヒット記事(5)】

   米OpenAIが2022年11月に公開した対話型AI(人工知能)サービス「ChatGPT」。人間と自然なやりとりを可能にするその性能は大きな注目を集め、2023年には、同社の大規模言語モデルを利用したサービスが日本でも数多く生まれた。

   その汎用性の高さから、AIに「悩み相談」をするなど、ユーザーの間でさまざまな活用法がしばしば話題に上がる。

ChatGPTやAIの可能性を探る (写真はイメージ)
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珍妙なキャラ付けしてみた

ChatGPTよ「悩み相談」にのってくれ 教育したら強烈キャラ生まれまくり

   ChatGPTに自分の悩みをぶつけると、真剣な答えが返ってくる。「ためにはなるのだが、少し物足りない」――。こう考えた記者が、「毒舌なベテラン作家」「人語を解し、人類は愚かだと考えているイルカ」など「キャラ付け」を試みた。

ChatGPTで3Dモデルも作れる? 「Blender」使って挑戦してみた

   ChatGPTは、プログラミング言語「Python」のスクリプトを作れる。ところで、3Dモデリングソフト「Blender」はPythonに対応しており、スクリプト文に応じてオブジェクトを作れる。それでは、一切の知識がない人でもChatGPTとBlenderを使い、3Dモデルを作れるのではないか。どの程度のレベルの3Dモデルを制作できるか挑戦した。

AI音声がプロ声優の代役に 「正直怖い」レベルのクオリティー

   AI関連技術の発展は目覚ましい。 不祥事で降板した中国の声優の代役を、AIが務めると、23年3月31日付の「ZDNET」が報じた。声優の代わりを務めるAIの事例は、日本国内でもある。名作文学をAI音声が読み上げる電子書籍サービス「YOMIBITO Plus」。こらでは、2013年に亡くなった声優・内海賢二氏の音声も聞ける。

名作の続き書かせると

ChatGPT版「走れメロス」信じられない結末 途中から書かせたらメロス走らず

   さまざまな質問に答えられるChatGPT。それでは日本文学「走れメロス」も知っているのか。同作の冒頭を入力し、続きを書くように指示すると、「セリヌンティウスは、石工として働く傍ら、密かに反乱軍の仲間たちと情報を共有し、王に対する反乱を計画していた。メロスは友にその計画に加わり、王を倒すために何ができるかを尋ねた」と出てきた。原作とはかけ離れた、反逆の物語が始まる。

ChatGPT「目からウロコ」の使い道 「AIで画像生成」その命令文書かせる

   生成系AIに指示して画像などを生み出すための文字列をプロンプト(prompt)と呼ぶ。思い通りの結果を生み出すプロンプトを書くにはコツが必要だ。ChatGPTを使えば、生成系AIに正確に指示できるプロンプトも簡単に作れるのか、試した。

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