メタバースを遊びつくす ロボットバトルにお化け屋敷、絵画の中にまで入れる

   メタバース(仮想空間)。昨今では企業やクリエイターによってさまざまなメタバースサービスやワールド(空間)が作られ、日々公開されている。

   2023年のJ-CASTトレンドでは、VR記者カスマルを中心にユニークなメタバース空間や、メタバースをめぐる動向について取材を行った。

交流や遊びを楽しめるメタバース空間がいくつも公開されている (画像はVR記者カスマル)
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図書館体験、名画の世界

メタバースで図書館体験「NDC Library」 青空文庫活用で1万6377冊

   メタバースプラットフォーム「VRChat」は、アバターの姿で交流できるソーシャルVRとして有名だ。その自由度は高く、さまざまな工夫をこらされたワールドがクリエイターによって日々制作されている。たとえば23年2月1日に公開された、「[JP] NDC Library」という図書館のように書籍を手にとって読めるワールド。 1万冊以上の図書は、図書を種類分けする「日本十進分類法」(NDC)に基づいた分類記号や図書のカテゴリ名が振られ、配架されている。

まるで「アーマード・コア」 メタバース上でロボットに乗り込み空中戦

   「Armored Udon Universal Edition WIP」というVRChatワールドでは、空中を飛び回ってロボットを操作しての戦闘が楽しめる。ユーザーは2チームに分かれてロボット兵器を操り、最大で3対3での戦闘を楽しめる。戦闘メカを改造するワクワク感。「(いわゆる)『男の子が好きなもの』を取り込んでいます」と、制作者は語る。

ダリやゴッホ、フェルメールの絵画が3Dに VRで有名作品の「裏側」見た

   「VRChat」では、絵画を「再現」したワールドがいくつか作られている。3D空間のため、中を歩き回れば元絵では見えなかった「死角」も見られる。ゴッホをはじめとして、名画を空間化した4ワールドへ向かった。

VRChatではモバイル版が

「国境なき医師団」メタバースに登場 「活動知って」ブースにはゲームも

   世界最大のVR(仮想現実)イベント「バーチャルマーケット(Vket)2023 Summer」(2023年7月15日~30日)に、国境なき医師団が出展した。Vketには、NGO(非政府組織)からの初出展となった。出展のねらいを、ブース内にて、「国境なき医師団日本」のファンドレイジング部に取材した。

「VRChat」にスマホ版登場 想像以上に「サクサク使えるので驚き」

   VRChatのスマートフォン版が、Android端末向けに8月17日に公開された。記事時点ではテスト公開にあたる「アルファ」版という位置づけだ。モバイルでも入れるようになる意義の大きさについて、有識者に話を聞いた。

うめき声、無数の視線、振り向くとそこに... メタバースお化け屋敷「地獄館」レポ

   VRChatでは心霊スポットなどホラー要素を題材にしたワールドがいくつも存在する。8月18日には、「お化け屋敷」そのものをテーマにした「お化け屋敷 地獄館」という空間が公開された。遊園地のアトラクションのような雰囲気が再現されており、恐怖感とエンターテイメント性を楽しめる。

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