「ブイブイ」言っちゃうギャグっ娘 唐津からガッツで上京「もりゆめな」
若手アーティストを熱く応援する音楽バラエティーラジオ番組「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のメインパーソナリティー、DJ Nobbyさんによる新連載。全国放送の同番組に出演した「近未来のトップアーティスト」の素顔を紹介します!明日にも人気沸騰する逸材が登場するかも...?
DJ Nobbyです。第27回のゲストは、佐賀県唐津市出身のシンガーソングライター「もりゆめな」さんをお招きしました!
ブイブイブイっ
「もりゆめなですっ!ブイブイブイっ!」
自己紹介の際に謎のかけ声を発した、もりさん。番組冒頭から、テンションの高いトークでスタジオの雰囲気を引っ張ります。ちょっぴり面食らって3秒くらい沈黙してしまったNobbyですが、「それはどういう意味ですか?」とツッコむと、
「セルフジングルというか、名前の一部みたいな感じです。ライブ中に降りてきた言葉なんですよね。この空気感が面白いなー、と思って採用しました!」
と教えてくれました。お客さんが呆気にとられる様子が目に浮かびますね。
ライブのMCではギャグを織り交ぜることが多いそう。スタジオでは、唐津のご出身という事に絡めて、
「唐津の輝き、10カラッツ!」
と、勢いに任せたネタをご披露いただきました。「こういうのをやり続ける、って事が大事だと思ってます!」と言う、もりさんの独特のキャラクターにハマってしまうお客様も多く、客席はいつも笑顔に包まれるそうです。
仲の良い友人から、厳しい言葉...でも
もりさんは、16歳の時に音楽の世界に入りました。福岡にある、「音楽を学びながら、高校卒業資格を取れる学校」に通い、基礎知識を学びます。在学中に校内のライブに出演する機会はあったものの、外部でのライブ活動をスタートさせたのは、高校3年生の終わり頃でした。
ただ、小さい頃は「アニーになりたかった」そう。ならば音楽ではなく、演劇の道に進むのでは、と思いますよね。実際、小学校の頃から劇団に参加して演劇の世界にふれていました。その後、中学生になって「登校するのが難しい時期」を経験。その頃、車の中で聴いたウルフルズの「ガッツだぜ!!」に救われたと言います。
「なんか、ドカン!ってきたんですよ。こんなに気持ちがフワッとする音楽があるんだって。音楽っていいな、と思ったんです」
これが、音楽の道に進んだきっかけでした。
前述の通り、福岡で音楽活動を始めたもりさんは、働きながら音楽活動をするという「どちらにも振り切れない状態」が5年ほど続きます。仕事も音楽も両立できている、と思っていたものの、仲の良い友人から
「え、本気でやってたの?ゆめなの活動は、本当に音楽でどうにかしたいと思ってる人には見えないよ」
と言われます。厳しい言葉ですが、「でも、それは愛だと思って。私もちゃんと音楽に向き合えていなかったと思うんです」と、しっかりと受け止めたと言います。
その後は一念発起して、かねてから憧れのあった東京に活動の場を移すこととなります。23歳で上京した、もりさんと、番組コーディネーターのぴんくさんはライブハウスで出会うのですが......その後のお話はぜひアーカイブ本編で!
金融機関勤務の知見を生かし、音声配信プラットフォーム「Voicy」でフォロワー9万4000人に向けて「きのうの経済を毎朝5分で!」を配信中。