「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」 熟す前のリンゴで醸造

   アサヒビールは、スパークリングワイン「ニッカ弘前 生シードル」2商品を、2023年10月24日から通販サイト「Amazon.co.jp」で順次テスト販売をはじめる。

食品廃棄ロスの削減やカーボンニュートラルに寄与する2商品
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「りんごラベル」も

   ニッカウヰスキー弘前工場で60年から製造し、国産100%のリンゴをまるごと搾った果汁を、熱を加えず発酵させ、リンゴのみずみずしい味わいを楽しめる同シリーズから、2種類のアップサイクル商品が登場する。

   「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」は、栽培過程で摘果される、甘みが少なくポリフェノールを多く含んだ、熟す前のリンゴで醸造。甘過ぎないほのかな酸味や渋み、さわやかな香りを楽しめる。

   熟す前に摘み取られるリンゴの一部をアップサイクルすることで、食品廃棄ロスの削減やリンゴ農家の支援を目指す。

   赤く色づく前のリンゴを使用していることから「グリーンシードル」と命名し、パッケージの中心に熟成前のリンゴのイラストを配したデザインを採用する。

   販売本数は1000本で、容量は720ミリリットル瓶。

   11月14日発売の「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」は、リンゴを搾汁した後にでき、通常は廃棄される"リンゴ粕"をラベルと包装箱に使用する。

   原材料の調達から廃棄までの過程で排出される1セットあたり5.5キロのCO2を、リンゴ粕のアップサイクルに加え、青森県の県有林森林吸収プロジェクト「幸せの青い森プロジェクト」のクレジット購入によりカーボン・オフセットし、ライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現した。

   アルコール分3%の「スイート」、同5%の「ドライ」、同4%の「ロゼ」3種詰め合わせで、いずれも720ミリリットル瓶。500セットを販売する。

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