「レトロゲーム」さまざまな形で再流行 互換機、アーケード機、フィギュア

   「BOOKOFF」を運営するブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は、懐かしのゲームソフトを楽しめるレトロゲーム互換機を3種類、2023年12月1日に発売する。いずれも、ブックオフの公式キャラクター「よむよむ君」がデザインされている。

   他にも「レトロゲーム」が、さまざまな形で登場するようだ。

ブックオフの公式キャラクター「よむよむ君」がデザインされたレトロゲーム互換機
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テレビに簡単接続できる

   レトロゲーム互換機とは、昭和や平成時代に発売されていたゲームソフトをそのまま使用でき、もう一度楽しめるもの。

   12月に発売するのは、3種類。テレビに繋げ、大画面で遊ぶ据え置き型の「8ビットコンパクトV2」、持ち運び可能な「8ビットポケットプラス」、スーパーファミコン用のゲームを楽しめる「16ビットコンパクト」だ。

   ブックオフグループホールディングス広報に取材した。壊れていない昔のゲーム機本体でも、現代のテレビへの接続が容易にできない。そのため、簡単につなげる互換機はレトロゲームファンにとって魅力があり、人気だと話す。

幅広い世代に人気

   また同社広報によると「レトロゲーム」は、昭和から平成初期にリアルタイムで楽しんでいた人から、その時代のゲームを遊んだことがない若者まで、幅広い世代から人気を集めているという。懐かしさを感じるドット画や、「ピコピコサウンド」の音楽などが、その理由ではないかとのことだ。

   ブックオフのような互換機だけでなく、昔のゲーム自体が令和の世に現れるケースも。最近では、1996年に登場したアーケードきょう体を卓上サイズで再現したゲーム機「イーグレットツー ミニ」が、2023年12月21日に発売する。1978年から1995年までの間にゲームセンターで親しまれた、40タイトルのゲームを内蔵している。

   他にも、「1/12スケール 可動フィギュア用アクセサリー 10円ゲーム」シリーズから、「特急ゲーム」が2023年11月下旬、「ベースボール」が12月下旬に発売する。懐かしのコインを弾いて遊ぶ10円ゲームが小さくなった、ゲームフィギュアだ。

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