秋に「フローズンドリンク」発売、なぜ  タリーズコーヒーの答えは

   30度を超える猛暑が続いた、2023年7、8月。暦の上では既に秋だが、街中をリサーチすると9月になってもまだ、コンビニやカフェなどで多数の「フローズンドリンク」が販売されている。ファミリーマートの「フラッペ」や、タリーズコーヒーの「シェイク」とつく飲み物などがそうだ。

   直近では、タリーズコーヒージャパン(東京都新宿区)が「&TEA OIMOティーシェイク」を9月2日に発売。なぜ、秋口にフローズンドリンクを販売するのか、同社に取材した。

&TEA OIMOティーシェイク
CBクッキーシェイク ココナッツキャラメル
Read more...

「残暑が続いているから」だけじゃない

   タリーズコーヒージャパン・広報によると、「今年は特に残暑がまだ続いているので、シェイクの販売を9月に行っている」。しかしながら最近では、夏だけに限らず通年で、フローズンタイプのドリンクを好む人が増えて来ていることから、「季節に合わせた味わいのフローズン需要」をくみ取り、商品を展開しているという。

   「&TEA OIMOティーシェイク」にも、秋の味覚「サツマイモ」が使われている。9月末頃まで販売するそうだ。

9月発売の「南国」フローズンドリンク

   夏が過ぎてもフローズンドリンクを提供しているカフェは、他にも。THE CITY BAKERYでは、6月21日から「CBクッキーシェイク ココナッツキャラメル」と「CBクッキーシェイク オートミール ヨーグルト」を販売している。記者が神奈川県にある店舗へ行ったところ、9月9日時点では購入できた。

   コンビニ大手ファミリーマート(東京都港区)も、9月にフローズンドリンクを発売する。「南国白くま」とコラボした「南国白くまフラッペ」だ。練乳を使った甘い味わいのかき氷に、パイン、黄桃、ミカンの果肉、小豆をトッピングしている。販売は9月12日から。

注目情報

PR
追悼