皇族の新型コロナ感染続く 常陸宮さまは7人目
皇族の新型コロナウイルス感染が続いている。最近では、秋篠宮妃紀子さまと常陸宮さま。皇族はワクチンを何度も接種し、マスクを常用、公務を減らすなど感染対策には特別の注意をしているはずだが、防御しきれないようだ。
37度台の熱とせき
宮内庁は8月31日、常陸宮さまが新型コロナウイルスに感染したことが確認された、と発表した。
朝日新聞によると、8月31日午後に37度台の熱とせきがあり、18時に大事を取って東京・広尾の日本赤十字社医療センターに入院した。PCR検査で陽性だった。皇族の感染は7人目だという。常陸宮妃華子さまは31日夜、抗原検査したが、陰性が確認された。
産経新聞によると、常陸宮さまは最近、華子さま以外の皇族方と接触される機会はなかったという。 7月25日には、秋篠宮妃紀子さまの感染が発表されている。前日の夕方、発熱の症状があったことから検査した結果、感染が判明した。
秋篠宮さま、次女・佳子さま、長男・悠仁さまは、いずれも陰性だった。
公務が増える
NHKによると、皇族で最初に感染したのは三笠宮瑤子さま。2022年2月8日、宮内庁病院に入院した。
その後、7月には三笠宮妃百合子さま、高円宮家の長女承子さま、三笠宮家の彬子さま、11月には高円宮妃の久子さまの感染も公表されている。
その後、しばらく感染は途絶えていたが、23年7月以降、また目立っている。
皇族が感染する場合、側近の職員も感染しているケースが少なくないようだ。産経新聞によると、三笠宮妃百合子さまが感染されたときは、周辺関係者や職員5人の感染が確認されている。
コロナが2類の時に比べて、5類に移って以降は、皇族の公式行事への出席が増えている。TBSによると、今年7月25日に感染が確認された紀子さまは、24日午前中には、ご一家でブラジルから来日中の生徒ら35人と面会され、また21日、22日には北海道でインターハイの開会式に出席されていた。