ビビアン・スー「日本の皆さんを連れて...」 単独インタビューで明かした思い

   ビビアン・スーさんは台湾出身で歌手、女優、そして作詞も手掛けるなど幅広く活動している。日本では1996～2002年放送のバラエティー番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」にレギュラー出演し、人気者に。番組発のユニット「ブラックビスケッツ」に参加、リリースした曲「Timing」が大ヒットし、98年にはNHK紅白歌合戦の出場を果たした。

   そのビビアンさんが、東京都内で2023年8月7日に行われた「台北、お久しぶり！観光キャンペーン」で、台北市観光大使に就任した。J-CASTトレンドはビビアンさんに単独インタビューし、台湾観光の魅力や、自身の日本への思いを語ってもらった。

日本でもおなじみ、ビビアン・スーさんが台北市観光大使に

「台北、お久しぶり！観光キャンペーン」記者発表会で登壇中のビビアン・スーさん

台北観光のおすすめスポットは

   ――台北市観光大使に就任され、周りからの反響はどうですか。

ビビアン：みんな、とても喜んでくれました。台北を紹介するプロモーションビデオも、映像監督のおかげで非常によく撮れました。台湾の中南部に住んでいる人たちが、このビデオを見て「台北に来たい」と言ってくれましたよ。
   新型コロナウイルスの対策が緩和され、多くの人々が日本へ旅行し、また日本の友人にも台北を訪れてほしいと思っています。

   ――ビビアンさんご自身がプライベートで訪れる場所で、観光におすすめのスポットを教えてください。

ビビアン：個人的には、台北市から最も近い山で、豊かな自然の景観と四季折々の風景が楽しめる陽明山がお勧めです！交通も便利で、観光に適したレストランや景勝地がたくさん。山菜や陽明山での名物料理「土鶏（台湾の地鶏）」が食べられます。「草山夜未眠」というカフェでは、夕方以降に訪れると台北市内に沈む夕日と満天の星空を楽しむことができ、とてもきれいです。写真撮影にもおすすめです！
   とても広々としている場所なので、お子さん連れの親はリラックスできるし、子ども達も走り回れる場所があります。 友達が海外から来たら、連れて行きたいです。

日本の友人の気持ち伝わり感動

   ――新型コロナウイルスの感染拡大で3年間、台北と日本の間では自由に往来できませんでした。その制限が解除された今、ビビアンさんの日本とのかかわり方は、コロナ禍のころと比べて変わりましたか。

ビビアン：新型コロナウイルスの流行後、世界中が衛生や健康に対する意識を高め、自分自身の健康管理が重要であることをより理解できたと思います。

   ――日本に対する今の思いを教えてください。

ビビアン：少し前、東京でファンミーティングを開催したのですが、多くの日本の友人が「やっと台北に旅行することができた」と話しているのを聞きました。友人たちの興奮と感動が目から伝わってきて、私もとても感動しました。

   ――台北市観光大使になり、今後やってみたいことは何でしょうか。

ビビアン：「台北ミュージックセンター」（台北市内にあるホール）でコンサートを企画し、日本の皆さんを連れて一緒に楽しむことができたら素晴らしいですね。コンサートが終わったら一緒にオープントップバスに乗って台北市内を観光し、私がお勧めする台北のグルメや観光スポットを楽しめたら最高だと思います。