ネットミーム柴犬「Cheems」死す SNSで過去の面白画像と共に追悼

   左斜めに顔を傾けた、ニヒルな笑みを浮かべる丸々とした柴犬のネットミーム(ネット上のネタ)を見たことはないだろうか。時には野球バットを持ち、時には笠をかぶって刀を脇に差したコラージュ画像で有名な「Cheems」こと、「Balltze」だ。

   香港で飼われていた犬だが、2023年8月18日に死んだ。X(旧ツイッター)では、世界中のユーザーから、お悔やみの言葉がポストされている。

Balltzeのインスタグラム投稿より
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勘違いのお悔やみコメントも

   Balltzeのインスタグラムによると、胸腔の手術中に亡くなったという。投稿では、「Balltzeが世界にもたらした喜びを覚えておいてください」「これからも彼が、ネットの世界の皆さんを楽しませてくれることを願っています」と書かれていた。広く世界中で愛されていた様子を、つづったものだ。

   この知らせはインスタにとどまらず、Xでも今までの「Cheems」のコラ画像とともに広まり、世界中のユーザーから哀悼の声が届いている。

   しかし中には、Balltzeのことを、日本の柴犬のネットミーム「Doge」こと「かぼす」ちゃんと勘違いしている人も。かぼすちゃんは、「ツイッター」アイコンだった青い鳥の代わりに一時採用されたことで知られ、写真などを引用のうえ「R.I.P」(ご冥福をお祈りします)とポストしているものが多く見られた。

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