ムーミンとカルビーで環境配慮の取り組み 「ちょっとHappeeな時間を」テーマ

   カルビー(東京都千代田区)の商品「Jagabee(じゃがビー)」と、名作「ムーミン」がコラボレーションした「Jagabee Happee3プロジェクト」の発表会が、2023年7月3日に行われた。

   双方が、「自然との共生」「多様性」といった共通するブランド理念・考え方に共感。プロジェクトでは、「ちょっとHappeeな時間を」をテーマに、環境に配慮した取り組みや自然を楽しむ取り組みを行う。

(前列左から)カルビーブランドディレクターの網干弓子さん、ライツ・アンド・ブランズ社長の伊東久美子さん、カルビーマーケティング本部・山口ひとみさん。後列はムーミンと仲間たち
現在販売されている「Jagabee」の各商品
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じゃがいも収穫で自然に触れる

   発表資料によると「Jagabee Happee3プロジェクト」は、「Green Project」「FAN&FUN Project」「Pass the Happee Project」の3つから構成される。「スナフキン」「リトルミイ」「ムーミン」のキャラクターたちが、それぞれのプロジェクトのアンバサダーに就任する。

   「Green Project」は、「自然と共に」自然への理解、環境配慮の活動推進を掲げている。具体的な取り組みのひとつが、「ムーミンバレーパーク」(埼玉県飯能市)に誕生したじゃがいも畑での収穫体験イベントだ。2023年7月8日に実施される。参加者に自然への理解をしてもらいたいという思いから企画された。

   「FAN&FUN Project」は、じゃがいも収穫体験イベントと同日開催されるJagabee初のファンミーティングと、8月9日に開催されるムーミンファンに向けた企画「ムーミンの日」がある。また「Pass the Happee Project」は、商品にならなかった「Jagabee」の「かけら」を活用した商品で、フードロス削減につなげる。

   発表会では、プロジェクトのアンバサダーを務める「ムーミン」「スナフキン」「リトルミィ」が登場し、訪れた報道陣に挨拶。ムーミンが飛び跳ねて手を振ったり、リトルミィがポーズを決めたりして、会場は拍手に包まれた。一方スナフキンは、クールな表情で遠くを眺める素振りをしていた。

消費者、パーク来場者の声聞きたい

   イベント終了後、J-CASTトレンドは、カルビーマーケティング本部・山口ひとみさんに取材。プロジェクト実施の背景をさらに詳しく質問した。

   山口さんによると、カルビーの商品を購入する消費者や、ムーミンバレーパークの来場者とコミュニケーションを取る機会が今までなかったとのこと。いろいろな人の声をリアルに受け止め、商品作りに生かしていきたいという。

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