伊藤潤二「マニアック」フォートナイトでお化け屋敷に 3か月で来場者120万

   動画配信サービス「ネットフリックス」のオリジナルアニメ「伊藤潤二『マニアック』」を再現したメタバースお化け屋敷が、公開3か月で120万来場者を突破した。制作会社のNEIGHBOR（ネイバー、東京都千代田区）が2023年5月2日、発表した。

   メタバースお化け屋敷は、シューティングオンラインゲーム「フォートナイト」内に再現している。

世界観を体現したゲーム内容が味わえる

双一の愛玩動物

富江・写真

「伊藤潤二先生の世界を体験できるなんて最高」

   NEIGHBORの CEO（最高経営責任者） ノトフさんはJ-CASTトレンドの取材に対して、来場者の反応を教えてくれた。「怖かった」という感想が出た半面、「伊藤潤二先生の世界を体験できるなんて最高だ」という声があがったという。日本だけでなくアジア各国や欧米、ブラジル、中東、オセアニアなどのサーバーで来場者を確認しているとのこと。

   メタバースお化け屋敷は、伊藤潤二さんの世界観をゲームに落とし込んだ。「伊藤潤二『マニアック』」から「首吊り気球」、「富江・写真」、「双一の愛玩動物」、「墓標の町」、「首のない彫刻」の5作品の世界観を体現したゲーム内容となっている。

   ノトフさんはメタバースお化け屋敷の実現経緯について、ゲームとしての遊びよりも世界観を体験してもらいたかったと語った。

   伊藤潤二さんは、代表作「富江」シリーズ、「うずまき」といった作品が知られ、映像化された作品も多いホラー漫画家だ。