「どこを切っても、ちがう顔。渋谷飴」 10種類の多様な色と味

   「どこを切っても、ちがう顔。渋谷飴」が2023年4月28日から、土産店「SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP」とキャンディー専門店「CANDY SHOW TIME」各店舗で順次発売開始した。渋谷飴は、渋谷で暮らす人々の顔が描かれた飴で、街の魅力を多くの人へ伝える新たな土産として開発された。

色々な味の渋谷飴
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モデルの10人にインタビューして飴作り

   キャンディーは、計10種類。味はオーソドックスなものから、「杏仁豆腐味」「焼き芋味」といった個性的なものまである。商品の企画・プロデュースを手掛けた「SIGNING」(東京都港区)のクリエイティブディレクター・青沼克哉さんに取材すると、顔のモデルとなった人々の好きな色や味をヒアリングして飴に反映していると説明。色と味の組み合わせの意外性も楽しめるとのことだ。

   モデルの10人を選んだ基準も質問した。青沼さんは、「『ダイバーシティ』をテーマに扱う上で、さまざまな性別や世代、属性を持った人々を集めるだけでは不適切」と考えたという。各人の内面的な部分の幅広さを切り取れるようにインタビュー取材を実施した上で、飴を作っていると明かした。

   ゴールデンウイーク期間中は、特に外国人観光客がたくさん購入し、中には何個もまとめ買いした人もいたと話した。

   価格は756円(税込)。

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