「ポケカ」転売ヤーへ対抗措置か 「ナンジャモ」手描きイラスト出品相次ぐ

   「ポケモンカードゲーム」の拡張パック「スノーハザード」と「クレイバースト」が、2023年4月14日に発売された。販売店で、開店前から行列ができる様子や、それによる混乱などが報じられている。

   ツイッターでは、完売や「買えなかった」との報告も。これだけの人気を集める商品に、「転売ヤー」も出現した。フリマアプリ「メルカリ」では、高額出品が見られる。この対抗措置か、意外なものも登場していた。

手描き「ナンジャモ」が出品相次ぐ
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購入されたものも

   今回の拡張パックで転売ヤーに狙われているのは、ゲーム「ポケットモンスター スカーレット バイオレット」に登場するキャラクター・ナンジャモが描かれたカードだ。

   メルカリでよりレアリティーの高い「SAR」を検索してみると、4月19日時点では1枚あたり10万円以上で出品されていた。10万円台のものもほとんどは「SOLD」となっており、20~30万円での出品が多く見られる。

   しかし、これらの高額転売品に混じり、300円前後で「ファンが書いたカード風のイラスト」が販売されていた。既に売れているものもある。もちろん本物のカードではない。なにが狙いなのか。

   これらの出品は、転売ヤーへの皮肉や、転売が相次いだ商品の検索を妨害する行為、購入できるよう「祈願」する行為とみられる。ツイッターでは新拡張パックが発売された14日から、手描きイラストが売れている事実が大きく話題になっている。

   実際、2023年4月19日時点で、複数のユーザーから手描きイラストが出品されている。購入済みも多い。

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