エナジードリンクのような缶コーヒー 「BOSS」史上最大量のカフェイン配合

   缶コーヒーブランド「BOSS」の新商品「ボス カフェイン ホワイトカフェ」「ボス キャラメルカフェ」が、2023年3月28日に発売する。特徴は1本あたり200mg(ミリグラム)のカフェイン含有量だ。発売元であるサントリー食品インターナショナルの3月2日付発表によると、この「ボス缶史上最大量」という。

   カフェイン量の多い品種の豆を採用。ボスの250ミリリットル以下の容量の缶コーヒーで、1本あたりのカフェイン含有量が最も多いとのことだ。

カフェイン摂取に特化した「ボス カフェイン ホワイトカフェ」(左)と「ボス キャラメルカフェ」
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「眠気を殺す」コーヒーよりも強力

   サントリーの発表によると開発にあたり、仕事や勉強、運転においてエナジードリンクのような感覚で缶コーヒーを飲む若年層の存在に着目。

   「日常的に飲みやすいコーヒーの味わい」でありつつ、カフェインをしっかり摂取できる飲料に需要があると考え、「ボス カフェイン ホワイトカフェ」「キャラメルカフェ」を生み出したとのことだ。

   カフェインの摂取のしやすさを商品設計の中心に据えており、程よく甘く、心地よく飲めるフレーバーにしている。

   パッケージは情報量の少ないシンプルなデザインで、「カフェイン摂取のための飲料であること」をアピールする。

   サントリーでは、22年12月にもカフェインを多く含んだ缶コーヒーを発売している。「眠気を殺す」をコンセプトとした「KILLER COFFEE(キラーコーヒー) 覚醒ビターBLACK」と「キラーコーヒー 覚醒スイートLATTE」だ。

   こちらのカフェイン含有量は、「BLACK」が157mgで「LATTE」が127mg。今回の「ボス カフェイン」ではさらに多くのカフェインを含むことになった。

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