小柄だけど歌声はビッグスケール シンガーソングライター「mame」
若手アーティストを熱く応援する音楽バラエティーラジオ番組「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のメインパーソナリティー、DJ Nobbyさんによる新連載。全国放送の同番組に出演した「近未来のトップアーティスト」の素顔を紹介します!明日にも人気沸騰する逸材が登場するかも...?
DJ Nobbyです。第18回のゲストは、ギター弾き語りで活動するシンガーソングライター「mame」さんをお招きしました!
就職するも「働いてる間も歌詞が頭に」
身長147センチで、仲の良い友人から「お豆」と呼ばれていたことから、活動名を「mame」に決めたという、今回のお客様。事前に受け取っていた楽曲を聴いてから収録に臨んだのですが、当日スタジオで初めてお会いして、びっくり。スケールの大きな歌声からは想像できないほど、小柄な女性だったのです。
mameさんが音楽と関わったきっかけは、小学校の頃にあります。地域の児童館で組まれていたバンドに、友人に誘われてベース・コーラスとして加入したことです。コピーバンドだったので、「GO!GO!7188」などをカバーしていました。
中学生の頃は、音楽活動は一時休止していたものの、また音楽をやりたくなって高校の軽音楽部に入部。ここでもバンドのベースとして活躍します。
高校卒業後は一般企業に就職したものの、「働いてる間も歌詞が頭の中に出てきてしまう」状況が続き、働きながら音楽を続けることを決意。仲間と時間を合わせるのが難しかったため、ボイトレに通いつつソロ弾き語りとして始めた活動が、現在につながっています。
番組コーディネーターのぴんくさんは、mameさんと出会った当時を振り返って
「本人にも伝えたことがあるけれど、初めて演奏を聴いたときはあまり印象に残らなかった。良いアーティストだな、と」
と言います。ただ、それからおよそ2年後に改めてライブを聴いたときには、「すごく良いアーティストだ!」と、大きく印象が変わったんだとか。「新鮮な驚きというか、同じアーティストだとは思えないほどの変化があった」そう。
その2年間について、mameさんは「音楽の方向性自体は変えていないけど、やっぱり場数を踏んで大きく成長させてもらったんだと思う」と回想しています。
「ライブを減らします」公言したワケ
mameさんは、曲を作るのに「いつもとても時間がかかる」そう。特に長く考えるのが、歌詞について。言葉を試行錯誤しているうちに何日も時間がたってしまうので、ライブで忙しい時期にはなかなか曲が作れないそうです。
「だから一時期、『ライブを減らします』って公言したんですけど、好きなアーティストから誘われると断れなくて......」
むしろ、ライブの本数が増えしまっているということで「いま、まさに曲が作れてないです」と嬉しい悩みを語ってくれました。
そんな魅力たっぷりのmameさん初のワンマンライブ「Lost」が、東京・渋谷の「幡ヶ谷36°5」で5月12日に開催されます。ご予約はmameさんのツイッターDMまでお寄せください!
小学生の頃から音楽に携わり、バンド活動を経て弾き語りシンガーソングライターとしての活動を開始する。身長147センチと小柄な身体から繰り出されるスケールの大きな歌声と、一つ一つの言葉を吟味した歌詞が多くのファンを惹きつける。
金融機関勤務の知見を生かし、音声配信プラットフォーム「Voicy」でフォロワー7万9000人に向けて「きのうの経済を毎朝5分で!」を配信中。