80年代デザインのステレオラジカセ BluetoothやmicroSD再生機能を搭載
家電などを手がけるドウシシャ(大阪市)は、「ORION」ブランドからステレオラジオカセット「SCR-B7」を、2023年1月26日に直販サイト「ドウシシャマルシェ」で発売した。
乾電池でも駆動する2電源方式
「Makuake(マクアケ)」でのクラウドファインディングによる先行販売では目標を大きく上回るなど好評で、より多くのユーザーに届けるため一般販売を開始した。
1970~80年代に流行したフルサイズのラジカセを彷彿とさせるデザインのボディに、ラジオやカセットテープなどの再生機能を搭載するほか、BluetoothやmicroSDカードスロット、USB端子などを装備した。
電源はAC100ボルトと単1形乾電池×6本の2電源方式で、屋外でも使用できる。総合14ワットのデジタルアンプを内蔵し、12.5センチ、3センチの2ウェイステレオスピーカーを搭載。低音/高音の音質を調節できるのに加え、低音を増幅する「BASS BOOST」機能などを備える。
入力信号の大きさに合わせて点灯する「LED入力レベルメーター」、アンプの出力レベルに合わせて動く、左右独立の「VUメーター」を搭載する。
ラジオはAMおよびワイドFM(FM波でAM放送が聴けるFM補完放送)対応のデジタルチューナーを内蔵する。
Bluetoothバージョンは5.1で、遅延の少ない再生を楽しめる。本体からスマートフォンの再生や一時停止、スキップの操作ができるAVRCP機能を実装する。そのほかUSBメモリー、microSDに保存されたMP3データの再生が可能だ。
カセット部には2ヘッド・ステレオカセットメカを採用。再生/録音や早送り/巻き戻しの最後に自動で止まる「フルオートストップメカ機能」により大切なテープを守る。AM/FMラジオやBluetooth接続の音楽をはじめ全てのソースをカセットテープに録音できる。
直販価格は2万1780円(税込)。