お正月でもレスラーは戦い続ける プロレス目白押しだった三が日
2023年初コラムは、私の地元・宮城県利府町からお届けしております。
里帰り出産のため、今は実家に帰省中。両親に頼りながら、出産に向けて準備しています。お腹の赤ちゃんも順調で、1856グラム。だいぶ大きくなってきました!楽しみだなぁ。
最近、利府町が「赤ちゃんハイハイレース」を開催したというニュースを見ました。生後7か月から1歳2か月の赤ちゃんがハイハイで競争し、子育て家庭の交流のきっかけにしてもらおうという目的みたいです。途中で泣いてしまう子や寝てしまう子がいて、とても微笑ましかったです。 来年はレースに出られたらいいなぁ!
プロレスにはずっと関わりたい
現場から離れておりますが、頭の中がプロレスでいっぱいなのは変わらず。仲間に直接会えないので心配もありますが、日々情報を追ってますよ。
2023年一発目ということで、簡単に今年の抱負を。
個人的には「鼻からスイカ」以外の出産時の感想を忠実に現す言葉を、みなさんにお伝えすることです。そのためには、語彙(ごい)力を磨かなきゃ。
あとは本を読むのが遅いので、「速読本」を買ったのですが、2年経っても読み終えておらず、今年こそ完読すること。...ウン。
プロレスの目標は、どんな形であれずっと関わっていけたらと思ってます。
レスラーになって初めてゆっくり
今年のお正月はどのように過ごしましたか。 そもそもレスラーは、お正月をどう過ごしているでしょう。
今までの私は、大みそかの昼間に開催される後楽園大会後に地元の利府へ急いで帰り、1月3日からの試合に備えていました。
「レスラー感」を一番満喫した年は、デビュー2、3年目のこと。大みそか後楽園大会で昼夜試合があり、そのままお客さんと一緒にリング上で年越し、カウントダウン。その後、道場に戻ってみんなで忘年会!早朝に、近くの神社に同期とジャージ姿で初詣に行きました。そしてすぐ「試合初め」。
私たちにとって年末年始やお盆、ゴールデンウイークなどは繁忙期。今年の正月三が日だけでも、プロレス業界では約21興行もあったのです!
ゆっくりなんてできず、慌ただしく新年を迎えているのは、プロレスファンも同じかしら?
しかし今年の私は!
1月1日から産休に入ったため、後楽園大会後に紅白歌合戦を見ながら年越しそば、そしておせちやお雑煮を食べて穏やかなお正月を過ごしました。レスラーになって、こんなにゆっくりしたのは初めて。日本の伝統的なお正月を過ごした感じ。
でも妊娠中とはいえ、じっとしていられない性格のため、レスラー仲間と初詣に。屋台でお好み焼きや牛タンなど、みんなで食べました。気の合う仲間と過ごすことが、何よりのゲン担ぎなのかもしれません。
今年はぴょんぴょん跳ねるウサギのように心を弾ませて、心身ともに健康なままプロレスの魅力をお届けしていきたいと思います!
宮城県利府町出身。利府町観光大使。
東北福祉大学卒業後、広告代理店に就職。上京後、芸能事務所にスカウトされる。プロレスを題材とした映画「スリーカウント」出演のため、2008年プロレス団体アイスリボンの練習に参加したところからプロレスラー人生が始まる。
2015年アイスリボン取締役選手代表就任。18年には東京スポーツ新聞社制定女子プロレス大賞受賞。
【アイスリボン公式YouTube】
https://youtube.com/user/iceribbon
【藤本つかさ公式YouTube】
https://youtube.com/channel/UC_V0vfhOMxE9bCVvxjJ9JBw