東京ドームシティ「TeNQ」閉館に 最後は「スペースインベーダー」無料で遊べる

   「東京ドームシティ」(東京都文京区)内にある宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」が、2023年3月31日に閉館する。1月25日に発表した。「宇宙を感動する」をテーマに、2014年に開館したエンターテイメント施設だが、約8年8か月で閉館となる。

   発表によると、これまでに累計120万人が来館したという。ファイナルイベントとして、2月2日~3月31日には「TenQ GAME SPACE -宇宙ゲームに挑戦!」を開催する。

宇宙ミュージアム「TeNQ」が閉館に 画像は「シアター宙」(東京ドームの発表資料から)
宇宙にちなんだレトロゲームが遊べる 画像は「ギャラガ」(東京ドームの発表資料から)
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「ギャラガ」ほかアーケードゲームも

   TeNQでは全9か所のエリアがある。「宇宙を見下ろす」をテーマにし、国際宇宙ステーションから見た地球の映像が流れるシアター空間「シアター宙(ソラ)」や、東京大学総合研究博物館と連携し、宇宙研究のプロセスを展示する「サイエンス」エリア。

   球体ロボット「Sphero」を操作して細い道を渡り、制限時間内にロケット発射台へのゴールを目指すアトラクション「アストロボールGo!Go!Sphero」など、宇宙を感じられる展示が広がっている。

   最終イベントとして、2月2日~3月31日の期間中は、「スペースインベーダー」「ギャラガ」など宇宙にちなんだレトロなアーケードゲームを無料で遊べる。そのほか、クレーンゲーム機やカプセルトイ、テーブルゲームもプレー可能。年代問わず楽しめるさまざまなゲームを通して宇宙を体感できるとのことだ。

2月には「フリーパスポート」販売

   イベントと並行して、同館をお得に利用できる「#TeNQテンキュー キャンペーン」を実施する。

   一例として、2月2~27日には、2月2~28日の間入館し放題となる「TeNQフリーパスポート」を販売する、価格は一般2800円(税込、以下同)。学生は2500円、4歳~中学生と65歳以上では2000円だ。

   なお通常の入場券は当日券だと一般で1800円、学生1500円。4歳~中学生と65歳以上では1200円だ。

   閉館発表に対し、ツイッター上では宇宙に関心のあるユーザーを中心に「めっちゃ面白かったのに」「とても残念」といった反応が相次いででいる。

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