セルフレジでも「免許証」使ってお酒購入 将来はマイナンバーカードも可?

   政府は今後、コンビニエンスストアのセルフレジでマイナンバーカードを活用し、お酒やタバコを購入できるようにする方針だ。2022年11月30日に複数メディアが報じている。

   ところでローソンの一部店舗では、すでに運転免許証によりセルフレジでお酒を購入できるシステムが導入されているのを知っているだろうか。

セルフレジで免許証を読み取れる専用端末 (画像はローソン広報の提供)
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新店舗でも「免許証」年齢確認を導入

   2021年11月7日付読売新聞(電子版)によると、ローソンでは、一部店舗にてセルフレジに運転免許証を読み取る専用端末を取り付ける実験を21年2月に開始。客の生年月日を確認し、お酒やタバコを買えるようにした。22年2月以降は希望する加盟店で導入していくと報じていた。

   その後も、この免許証読み取り端末の導入は続いている。ローソン広報に取材すると、「現在関東地区5店舗で展開しています」。現在は運転免許証のみの対応だが、今後は「マイナンバーカードも読み取れるようにできないか検討している」とのことだ。

   導入5店舗目は、11月28日に東京都豊島区でオープンした新業態店舗「グリーンローソン」。身体的な理由から接客業を諦めていた人でも遠隔で働ける「接客アバター」を導入するなど、サステナブルな施策をテーマにした店舗だ。

   ローソンの11月28日付発表によると、こちらでは従業員がレジ以外の接客に注力できるよう、セルフレジでたばこ・酒を買えるようにしているという。

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