CO2濃度やPM2.5、温湿度を計測　スマホで確認できる環境センサー

2022-11-06 06:00:00

パソコンおよびスマートフォン（スマホ）周辺機器などを手がけるラトックシステム（大阪市）は、空気質を計測できるWi-Fi環境センサー「RS-WFEVS2」を2022年11月中旬に発売する。

スマホで空気質を可視化、グラフで変化もチェックできる

Bluetoothを用いたセットアップ

コンパクトボディーに換気の目安となるCO2濃度や、健康に影響があるとされる粒子状物質PM1/2.5/4/10、温湿度などを計測する機能を搭載し、スマホで確認できる。前モデルの豊富な計測項目や利便性はそのまま、Bluetoothを用いたセットアップによりスムーズに導入できる仕様へ進化した。

センシリオン製の光音響NDIR方式のCO2/PMセンサーを採用し、高度な計測が可能。そのほかVOCや温湿度、気圧、UVの7種類のセンサーを内蔵する。本体に搭載したLEDでCO2濃度のレベルを4段階で確認できる。

自動計測された各データはWi-Fiを介しインターネット上のクラウドに保存され、計測結果は設置場所から離れた場所でもスマホやタブレットの画面で確認できる。

専用アプリ「エアミル2」のメイン画面に計測値を一覧表示し、グラフは日、週、月ごとの表示に対応。日グラフでは1時間ごとにプロットされる。クラウドに蓄積したデータは期間を指定してCSV形式でダウンロード可能だ。

CO2濃度や温度などが指定値を超えるとスマホに通知する「アラート機能」を搭載。しきい値を超えてからどれだけ経過したら通知するかの設定もできる。

「エアミル2」の対応OSはiOS 12～、Android 6～。

価格は2万2880円（税込）。