「マイナポイント」上乗せでもらう方法あり 地域によってはプラス数千円

   「マイナポイント第2弾」の申し込み受け付けが、2022年6月30日に始まった。最大2万円分のポイントが還元される。実は、それだけではない。地域によっては、それ以上のポイントがもらえるのだ。

   自治体が、政府事業とは別に独自で取り組んでいるパターンを調べてみた。

地域によっては上乗せでもらえることも
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大多喜町は独自電子通貨で

   「徳島県版プレミアムポイント事業」。今回が第2弾となる。マイナンバーカードの取得とマイナポイント申し込み手続きを行った人が対象だ。ただし、第1弾実施時に上限額まで受け取った人は対象外になっている。

   「auPAY」や「楽天Edy」、「WAON」など、徳島県版プレミアムポイント対象の7つのキャッシュレス決済サービスから選択の上、県内の対象店舗で消費することが条件だ。利用額の30%、最大3000円分のポイントが取得できる。ただし、第1弾で2000円分取得していた場合には、今回は残りの1000円分だけがもらえる。

   住民限定で上乗せを行う自治体もある。千葉県大多喜町だ。町の独自決済サービス「大多喜町電子地域通貨」は、大多喜町内の加盟店で利用できる電子通貨。5000円分のマイナポイントと、町民限定の5000円分のプレミアムポイントが付与される。

   窓口でマイナポイント申し込み時に2万円を持参のうえ、大多喜町電子地域通貨カードまたはアプリにチャージするよう案内している。受け取ったポイントは町内の加盟店で利用できる。

愛媛県は「太っ腹」

   愛媛県では、「愛媛県版マイナポイント事業」を実施している。健康保険証としての利用申込みと公金受取口座の登録のうえ、いずれも国のマイナポイントの受取申し込みをした人が対象。

   愛媛県版マイナポイントは、県内の対象店舗で指定キャッシュレス決済サービスでの買い物、またはチャージが受け取りの条件になる。利用額の40%、最大4000円分だ。

   指定のキャッシュレス決済サービスは「エフカマネー」、「d払い」、「まちペイ」に、新居浜市独自のポイントサービス「あかがねポイント」がある。このうち「あかがねポイント」は、7月19日以降に受付開始予定。同サービス限定で、ポイントも上乗せされる。健康保険証登録と公金口座登録でそれぞれ1500円分ずつ、計3000円の付与が予定されている。なお、使用できるのは新居浜市内の加盟店・施設だ。

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