ソニー4K有機EL&液晶テレビ「BRAVIA XR」など全28モデル
ソニーは、「BRAVIA XR(ブラビア エックスアール)」など4Kテレビ8シリーズ28モデルを2022年7月から順次発売する。
没入感のある視聴体験を実現
「BRAVIA XR」は、映像と音の信号処理を行う認知特性プロセッサー「XR」により、美しい映像と臨場感のある音で没入感のある視聴体験を実現した。
ネット動画やゲームなど豊富なアプリが利用できるスマートテレビ機能「Google TV」に対応。スマートフォンとの連携などの機能を備えるほか、ゲームや映画に適する画質モードを実装するなど、様々なコンテンツを高画質かつ高音質で楽しめる。ゲーム機「PlayStation 5(PS5)」と連携する独自機能も実装する。
65V/55V型を用意する有機ELモデル「A95K」シリーズは、RGB(赤・緑・青)がそれぞれ独立して発色する新有機ELパネル「QD-OLED」を採用。「XR」との組み合わせで、より明るく鮮やかな色彩表現を可能にした。
市場想定価格は65V型が66万円前後(以下全て税込)、55V型が47万3000円前後。
8~9月に発売予定で、85V/75V/65V型を用意する液晶モデル「X95K」は、バックライトに従来よりも小さく数が多いLED光源「Mini LED」を採用。「XR」で精密に制御し高コントラストに描き出す。
市場想定価格は85V型が93万5000円前後、75V型が79万2000円前後、65V型が52万8000円前後。
また28モデル全てが、画面の上部に装着する外付けカメラ「BRAVIA CAM(ブラビアカム)」(8月発売予定)に対応。視聴するユーザーの位置を認識することで、画面の明るさや音声の左右バランスなどを自動で調整し、環境に合わせて映像と音声を最適化する。
音量調整や電源オフなどをジェスチャーでコントロールできるほか、遠方の家族や友人とテレビ画面を通じて会話可能なビデオチャットなどの機能にも対応予定だという。
そのほかのラインアップと市場想定価格は、「BRAVIA XR」有機ELモデル「A80K」(8月発売)が77V/65V/55V型(37万4000円~77万円前後)、「A90K」(同)が48V/42V型(30万8000円/31万9000円前後)。液晶モデルは「X90K」(8~11月発売)が85V/75V/65V/55V/50V型(20万9000円~50万6000円前後)。
4K液晶テレビ「X85K」(10月発売、17万6000円~20万9000円前後)、「X80K」(7~10月発売、13万8000円~28万6000円前後)、「X80WK」(同)3シリーズは43V~75V型を用意する(12万7000円~26万4000円前後)。