「和紅茶 無糖ストレート」しょうゆっぽい 見た目に「分かる」と共感続出
アサヒ飲料の新商品「和紅茶 無糖ストレート」。2022年4月5日に発売されると、その見た目が「しょうゆすぎる」とツイッター上で話題になった。
言われてみると、ボトル下部まで伸びた長めの包装、白基調のデザイン、丸みを帯びた容器などが、握って中味を押し出すタイプのしょうゆっぽい!?
手に持った感じが「かなり近い」
アサヒ飲料の1月27日付発表によると、「和紅茶」は鹿児島県産茶葉を100%使用し、「国産ならではの美味しさを実現」した飲料だという。
発売日の4月5日、ツイッター名「燐さん」は購入した「和紅茶」の写真をツイッター上に投稿した。「これはちょっと醤油すぎるんよ見た目が」と評すると、7日までに1万回以上リツイートされ、「分かる」と共感を集めた。
燐さんに取材した。もともと各メーカーから出ている無糖の紅茶飲料を試したいと考えており、「和紅茶」はコンビニエンスストアで目についたため購入したという。
自宅で調理している時、燐さんは押し出し式のしょうゆを使用している。「和紅茶」は、手に持った時の感触や、ぱっと目にしたときの印象がそうしたしょうゆに「かなり近い」と感じたため、特に悪意はなく「思わず」今回のツイートを投稿したという。「こんなに同意を得たり、笑ってもらえるとは思わなかったです」と語った。
押し出し式のしょうゆは、キッコーマンやヤマサ醤油から販売されている。ヤマサ醤油の「鮮度生活」シリーズは包装中段あたりに赤い丸が描かれており、「和紅茶」に印刷されている赤い円からこの商品を連想するユーザーが複数いた。
「日本生まれ」表現したデザイン
アサヒグループジャパン広報に取材し、デザインの意図を聞いた。色合いには赤と白を「象徴的に」使用することで、「日本生まれ」を表現したという。また、茶葉をイメージした透かし模様を背景に使い、「和の上品さ」を表現。下部には「最高位茶師監修」「国産茶葉100%」と記載し、こだわりをアピールした。
「しょうゆに似ている」との声が出ていることは認識しているという。「『和紅茶』は日本ならではの紅茶ですが、『和紅茶』もしょうゆと同様に日本の代表的な食文化になれるよう、引き続き取り組んでまいります」と語った。