折り上げた「仮面ライダー」が動き出す バンダイ「クラフトフレンズ パピるんず」
バンダイは、ペーパークラフト玩具「クラフトフレンズ パピるんず」を2022年3月18日に発売した。紙を折ってキャラクターを作りあげるだけのトイではない。AR(拡張現実)機能により、ペーパークラフトが命を吹き込まれたかのように動き出す様を楽しめる。
第1弾では、特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの9キャラクター4アイテムを、「仮面ライダーストア」で販売している。
キャラクターと「記念撮影」楽しめる
数枚のオリジナルペーパーを折って組み合わせると、「手のひらサイズ」のキャラクターが完成する。ペーパーには組み立て手順を示す番号が振られており、誰でも簡単に折り進められる。
完成品を専用のスマートフォン用アプリでスキャンすると、スマホのカメラに映し出された風景の中でキャラクターが動き出す。画面内のキャラクターを2回タップするとユーザーに近寄ってくるなど、コミュニケーションもとれる。
日常のシーンにキャラクターを映し出したり、それぞれの世界観に合わせた画像に背景を切り替えたりして遊べる。AR空間内のキャラクターは風景や背景、もしくはユーザーと一緒に写真・動画の撮影ができ、SNSへの投稿にも対応している。
第1弾は初代「仮面ライダー」「仮面ライダーW」「仮面ライダーオーズ/OOO」「仮面ライダーリバイス」の4つのラインナップ。各作品の主人公や「ショッカー戦闘員」のペーパークラフトを用意している。
公式サイトやツイッター、インスタグラムでは、AR空間内のショッカー戦闘員たちが、東京タワーなどを背景に動き回る様子が映ったショートムービーが順次公開されている。
他のラインナップは2022年夏以降に続々登場予定。さらに、「パピるんず」公式サイトでは「お試し版」としてオリジナルキャラクター「パピィ」のペーパークラフト図面を無料公開中だ。ダウンロードして印刷し、折り上げて「パピるんず」アプリでスキャンすると犬のキャラクターが動き出す。
商品版は各440円(税込)で、対象年齢は3歳以上。3月18日現在の販売店舗は東京駅1番街の「仮面ライダーストア」と、映画館「広島バルト11」(広島県府中町)・「東映太秦映画村」(京都市)にあるポップアップストアだ。