「15の夜」「卒業」数々の名曲 尾崎豊さん没後30年で回顧展
多数のヒット曲で今も根強い人気を誇る歌手、尾崎豊さんの没後30年を記念した回顧展が2022年3月23日から4月4日まで、東京・中央区の松屋銀座8階イベントスクエアで開かれる。タイトルは「OZAKI30 LAST STAGE」。このあと、地方巡回も予定されている。
26歳で急逝
「15の夜」、「卒業」、「シェリー」といった数々の名曲で知られる尾崎豊さんは、1992年4月25日急逝した。26歳だった。
発表した作品は全部で71曲。自らの心の奥底に潜む感情や社会の矛盾などを綴った歌詞、力強さと繊細さを兼ね備えた歌声、骨太で親しみやすいサウンドメイクは多くの人々に愛され、昭和・平成・令和と3つの時代を飛び越えて歌い継がれてきた。
尾崎豊とは一体どういう人間だったのか、尾崎が歩んできた26年の道のりは何だったのか、そして尾崎を失ってから人々は尾崎とどう向き合ってきたのか――。 本展は没後30年という時間の流れを「ひとつの区切り」として開催されるもの。尾崎の歩いた道、尾崎と歩いた道、これから尾崎と歩く道を見つめ直し、語り合うために企画された。
会場では尾崎が生前愛用した楽器や創作ノート、学習机をはじめ、プライベート写真、レコーディング用の楽譜、ステージで使用したセットリストといった貴重な資料を多数展示される。さらにライブ映像やパーソナルスタジオの再現なども加え、日本が生んだ唯一無二のロックミュージシャンの実像に迫る。
主催は「「OZAKI30 LAST STAGE尾崎豊展」実行委員会(朝日新聞社、松屋)。
入場料は一般1500円(前売1300円)、高校生1000円(800円)、中学生800円(600円)、小学生500円(400円)。前売券は3月22日まで発売。チケットはローソンチケット(L コード:30060)にて発売。
このあと、22年4月13日~25日、静岡伊勢丹。4月29日~5月15日、 福岡・UNITEDLABの巡回が決まっている。