「クラフトボス ミルキープレッソ」 ミルクの満足感アップした2種類
サントリー食品インターナショナルは、「クラフトボス ミルキープレッソ」と題した2種類のラテ飲料を2022年4月12日に発売する。同社飲料ブランド「クラフトボス」の新シリーズだ。
3月4日に発表した。乳原料と植物由来の原料を「ハイブリッド」させた飲料だという。
乳原料の「上限の壁」越える
「ミルクの満足感」が味わえるという「クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテ」と、コーヒー感を利かせたビターな味わいの「クラフトボス ミルキープレッソ ビターラテ」の2種のラインナップを用意する。豆には深煎りのベトナム産コーヒーを使用している。
サントリー食品インターナショナルは3月4日に新商品発表会を実施した。同社説明によると、常温販売を行うペットボトルのラテ飲料には、実は使用可能な乳原料の量が関連法規により定められている。ペットボトルは持ち運びに便利な容器だが、ラテ飲料でミルクの味わいを強めるために乳原料の量を増やそうとすると限度があるのだ。
同社のブランド開発事業部長・柳井慎一郎氏は「(乳原料の)上限の壁を越えるために、発想の転換が必要でした」と発表会の中で話す。そこで、植物由来の原料を追い足しした「ハイブリッドニューミルク製法」という新製法を採用したとのこと。
植物の油脂を使用
法規による限度量いっぱいの乳原料に、「40種を超える候補から厳選した」という植物由来の原料を追い足し、ミルクの満足感を高めている。発表資料によると、「大豆由来のタンパク質と植物由来の油」を組み合わせている。
サントリー食品インターナショナルブランド開発事業部の課長・大塚匠氏によると、飲用シーンとして「朝や、休憩の時の相棒」としての立ち位置を想定している。
また、見た目からもミルクの満足感を持たせるため、ボトルは牛乳瓶をモチーフにした形状となっている。