「povo」メンテナンス1か月でも終わらない 「手続きできない」嘆きも

   KDDI(au)のスマートフォン向け低料金プラン「povo2.0」のメンテナンスが、1か月以上終わらない。そう訴える意見が、ツイッター上で見られた。

   「povo」のウェブサイトでは2021年12月26日、変更手続きのシステムメンテナンスを開始。年をまたいで22年2月1日現在、続いたままだ。一部の利用者は、手続きができない状態になっている。

本人確認書類で困るかも……(写真はイメージ)
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本人確認書類は3つに限定

   「povo」のサイトでは本来、auの利用者や従来プラン「povo1.0」(新規受付終了)が「povo2.0」へ変更手続きができる。その際は、クレジットカード情報と利用端末があれば可能だ。ところが、これが長期メンテナンス中で使えなくなっている。

   もっともau、「povo1.0」からの変更は、今でも同サイト上で可能だ。「他社/UQ mobileから変更」を選べばよく、サイトページにもそう促す記述がある。ただし「ひと手間」かかる。本来であれば必要のない本人確認書類とMNP(携帯電話番号ポータビリティー)予約番号が必要になるのだ。

   ツイッター上では、こうした不便さに不満の声が上がっている。サイトを見ると、本人確認書類は、運転免許証かマイナンバーカード、日本に中長期在留する際に必要な「在留カード」の3つに限定されている。持っていないとみられる人からは「手続きができない」とする声があがった。ほかにも「NMP番号取得が面倒」「時間がかかった」という意見も。

「終了時期は未定です」

   J-CASTトレンドは2月1日、KDDI広報に取材した。

「現時点では、メンテナンスの終了時期は未定です」

との回答だ。

   また、本人確認書類の該当書類がない場合には契約や移行は不可能。「ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんが、(メンテナンス終了まで)お待ちいただくことになります」と説明した。

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