「笑点」2月の放送ピンチ 再放送、リモート、代役もアリか
人気番組「笑点」(日本テレビ系)出演者に不運が相次いでいる。司会の春風亭昇太さんが2022年1月19日に、レギュラーの林家たい平さんは23日に新型コロナウイルス感染を発表。26日には、三遊亭円楽さんは脳梗塞のために入院したと所属事務所が伝えた。
複数報道によると、日本テレビは番組について30日放送分まで収録済みだが、今後の内容は「検討中」だとしているという。レギュラー陣を欠く中、ピンチを乗り切る一手は――。
過去の放送回見たい
ツイッターやネット掲示板に上がっている意見では、過去の番組内容の再放送の要望をよく見かける。総集編として歴代メンバーの初登場回を見たい、あるいは過去の傑作回を見たい、といったものだ。
また前司会の故・桂歌丸さんは大喜利中、自身を過度にイジる回答が出されると「全員のを全部取んなさい」とメンバー全体の座布団を没収することがあったが、この「全没収」回を再放送してほしい、という要望も複数みられる。
昇太さんやたい平さんの感染が発表された時には、無症状であれば今後リモートで出演してはどうか、という案もツイッター上で複数あった。
20年5月23日付「リアルライブ」によれば、同月17日の笑点はコロナ対策でリモート収録でオンエアされ、4年前に放送された「笑点 ~50周年記念スペシャル~」名シーンの振り返りも行われた。
20年5月24日付オリコンニュースによると、この日放送回は初の「リモート大喜利」も実施。昇太さん以外はリモート出演で、大喜利が実施された。既にリモート大喜利の「実績」がある以上、今回もあり得ない話ではないかもしれない。
司会を務められるのは
代役出演の案も複数出ており、司会の昇太さんの代わりとして、最年長・林家木久扇さんを予想するユーザーが複数いる。2015年7月12日放送回では歌丸さんの代わりに司会を務めたことがあり、当日のツイッターでは木久扇さんが回答者の名前やお題を忘れたりしていたとして、自由奔放さが話題となった。
最近の代役事例だと、21年7月4日付オリコンニュースによれば、骨折で番組を欠席した木久扇さんの代わりに、息子・木久蔵さんが出演したこともある。
ツイッター上でレギュラー陣の代役としては、林家三平さんの名前がよく挙げられている。2021年末で番組を「卒業」したばかりだが、「三平さんの出番ではないか」といった声が出ている。
タレントの伊集院光さんを代打に推したり予想したりするツイートも複数存在する。伊集院さんはもともと円楽さんを師匠とし、落語家として活動していた時期があった。1月27日付日刊スポーツによると、同日の TBSラジオ「伊集院光とらじおと」でも入院中に円楽さんにエールを送っている。