はつめ「ストリーマーが本気になれる大会」で大成果 「第二形態」もスゴい
突然ですが2022年の「はつめ降臨」は、「第二形態」に進化します。
テーマも「第一形態」からチェンジ。どう変わるかは、この後のはつめさん、いしたにまさきさんの対談で明かされます。
初戦チャンピオンスタート
いしたにまさき:時期的にアレですが、一応あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
はつめ: あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!
いしたに:で、今年のあれこれの話をする前に「CRCUP」お疲れさまでした。
はつめ:直近の大会は5位でした。でも、過去の成績では優勝の次にいい成績!
いしたに:しかも初戦チャンピオンスタートでしたもんね。
はつめ:困惑してました。
いしたに:で、CRCupこと「Crazy Raccoon Cup(CRCup)Apex Legends」ですが、これはどういう大会なんですか?
はつめ:Crazy Raccoonという国内最大級のチームが主催するAPEXの大会です。大会といっても、競技シーンのプレイヤーがブイブイ言わせるものではなくて。
いしたに:ほうほう。
はつめ:オーナーのおじじ(これが名前です)曰く、「ストリーマーが本気になれる大会」だそうで、APEXのほかに「Fortnite,VALORANT」のCRCUPもあります。
いしたに:なるほどなるほど。
はつめ:自慢じゃないですが、CRCUP APEX vlo3 とVALORANT初代、優勝してます。
いしたに:それは自慢していいやつですw。要するに「ストリーマー界でのゲーム最強を決めましょうか!」ということですかね。
はつめ:そういう事ですね。個人的にこの大会、すごくいいなと思うことがあって、まあ色々あって(自分たちのチームが原因なのですが)、過去に出場したことのある3人で出場するとプラス2ポイントされるルールがあるんです。
いしたに:いろいろ...。
ごめんね...みんな...
はつめ:ポイントっていうのが、それぞれのランクだったり、大会の戦績を考慮されたそれぞれの実力を示すポイントになっていて。各ポイントを足してフルポイント使ったほうが絶対強いじゃないですか。
いしたに:そりゃそうですね。
はつめ:だから実質、二度と同じメンバーでCRCUPに出場できない、ってことになるんですよね。それが儚(はかな)い、いわゆるエモいと思ってて。CRCUPに参加しているチームって、最初で最後のチームなんですよね。
ちなみに「いろいろ」っていうのは、僕らが優勝した次の大会で全く同じメンツで出たので、このルールが追加されました。その時はまだそのルールがなかったんですよ。
いしたに:あれ、プラス2ポイント? マイナス2ではなくて?
はつめ:プラス2ポイントのルールというのは、たとえば、ランク戦で過去の最高ランクがプラチナランクだったら4ポイント、マスターだったら10ポイント、みたいに振り分けられていて。
いしたに:ふむふむ。
はつめ:強い人ほどポイントが高く、チームで合計24ポイントになるようにメンバーを探します。大体みんな強い人を入れたい。というかIGL(インゲームリーダー=チームの指揮をとれる人)ができる人を入れるんですけど、そうなると大体そういう人って12ポイントだったり14ポイントだったりするんですよ。なので大体みんなチーム全体で23ポイントとか、24ポイントぴったりってなる。そこから「プラス2」されると、もうそのチーム出場できないんですよ。
いしたに:チーム編成にポイントの上限枠みたいなものがあるのですね。だからさらに2ポイントプラスされちゃうと、その枠超えてしまって、そのチームNGになるんですね。
はつめ:そうそう!全員の合計にプラス2ポイントされてしまうので、ポイントオーバーでチームとして組めないんですよね。
いしたに:わかりました。これは説明してもらわないとわからないw
はつめ:みんな24ポイントギリギリで組むので、実質もう二度と組めないって感じです。もちろん、24ポイント未満のチームもいるので出られるっちゃ出られるけど、いろいろなストリーマーの組み合わせを楽しむ大会でもあるので、タブーっぽいというか、まあ...僕たちがタブーっぽくしたんですけど...ごめんね...みんな...。
いしたに:わははは。
はつめ:ちなみに、優勝した次の回、全く同じメンツで出て最下位でした。すごくないですか?1位と20位両方とったんです。というのも、強すぎて、大会二日前に使用キャラとかの制限されちゃったからなんですけどね。
いしたに:そういう調整が入るんですね。でも、そうやって大会の健全性が担保されていくのはいいことですね。
全部乗せって感じする
いしたに:さて、2022年のこの連載についてのお話を、少ししたいと思います。
はつめ:はい。
いしたに:第一形態では、「いかにはつめがはつめになっていったか」という話をここまでしてきたのですが、第二形態は次の段階として「ゲーミングの今」ということで、実際のゲームの詳しい話やその環境を巡る話にも踏み込んでいければと思います。
はつめ:お願いします。
いしたに:で、去年の最後に「今、新作がぶわーっと出てるので、それが来年どうなってるか」なんて話を前振り的にしていたのですが。
はつめ:ありましたね...。
いしたに:今、ゲームというか、そのPVで話題なのが『昭和米国物語』です。「日本の文化的植民地となった米国を舞台としたゾンビもの」ってことなんですが......どういうことよっていうw
はつめ:すごいなんか全部乗せって感じする。なんか最近、アジア舞台っぽいゲーム多いんですよね。「NARAKA」っていう銃剣バトロワとか。
いしたに:しかも主題歌が大事MANブラザーズバンドの「それが大事」っていう、なんかこれカバー曲が、「紅日」というタイトルで、中国でヒットしたせいらしいです。
はつめ:ほうほう。
いしたに:なので、中国でもバブル期を思い出す歌になってるそうで、それで主題歌に採用されたっぽいんですが、それにしても「なぜ?」っていうw
はつめ:ほうほう。なお超余談なんですが、最近中国語の勉強始めました。進捗はほぼゼロです。
いしたに:わはは。
はつめ:だって...CRCUP期間忙しいんだもん...。
いしたに:まあ、でもこういうわけわかんないタイトルが中国から出てくる時代になったんだなあと。しかも主題歌をこの曲にしたことで、日本人もざわつくという。
はつめ:確かに。
(次回に続く)
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