ディズニーランド・シーでモバイルバッテリー借りられる 園外でも返却可能

   行列に並んでいる間、スマートフォン(スマホ)をいじっていたらバッテリーが少なくなった――。こんな経験はないだろうか。

   東京ディズニーランド・東京ディズニーシーでは、2021年10月25日からスマホ向けのモバイルバッテリーを有料でレンタルできるようになった。東京ディズニーリゾート(TDR)公式サイトによると、園内で充電器は販売されているが、スマホの充電スポットはない。バッテリーをレンタルできれば便利だろう。

画像は東京ディズニーランド(2017年4月撮影)
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アプリ使ってレンタル

   スマホ向けアプリの「ChargeSPOT」を使うと、ディズニーランドやシーの駐車場や園内に設置された各「レンタルスタンド」からバッテリーを借りられる。アプリは、「App Store」といったスマホ向けアプリ配信サービスを利用するか、レンタルスタンドの二次元コードをスキャンしてダウンロードできる。また、サービスへの会員登録も必要だ。

   支払いはオンライン決済で、クレジットカードや携帯電話会社のキャリア決済に対応している。

   ChargeSPOT自体はINFORICH(東京都渋谷区)が展開しているレンタルサービスで、TDR外でも使われている。スタンドは、コンビニエンスストアなど様々な施設に設置されている。

   返却時は、借りたバッテリーを再びレンタルスタンドに差し込む。TDR公式サイトによると、TDR内で借りたバッテリーはTDR外でも返却できる。逆に、TDR外でレンタルしたバッテリーを、TDR内で返却することも可能とのことだ。

   ChargeSPOT公式サイトによると、バッテリーにはUSB Type-Cと、iOS(iPhone)・Androidスマホ向けの3種類のケーブルが内蔵されている。

ランド7か所、シー8か所

   ChargeSPOTの利用料金は通常、最初の30分未満で165円(税込・以下同)、48時間までで330円かかる。

   一方、ディズニーランド・シーで借りた場合は最初の1時間が180円、1~2時間未満が360円、2~3時間で540円、3~4時間未満720円、4~48時間未満900円と、料金体系の設定が細かく、かつ異なっている。

   TDRを運営するオリエンタルランド広報によると、レンタルスタンドはディズニーランドの内外で7か所、ディズニーシーの内外で8か所に設置されているとのことだ。

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