「かじるバターアイス」限定再販で買いに走る人たち 通年販売の要望あるが
赤城乳業は、「かじるバターアイス(棒)」を2021年9月14日に再販した。固形バターに棒をさし入れたような見た目のアイスで、21年2月に発売されるとそのバターのような味わいがSNS上で話題になった。
9月9日付「ITmedia ビジネスオンライン」によると、前回は「発売から約1週間弱で販売予定数量に達した」という。再び数量限定で発売されると、さっそくツイッター上で大きな話題となっている。
売り切れ報告続出
9月14日のツイッター国内トレンドランキングでは「バターアイス」が3位に入った。前回は買えなかったため今回は見つけ次第「買い占めた」という人や、急いでコンビニエンスストアに向かったもののすでに完売だった、といった投稿がみられた。
「売り切れ」の報告ツイートは14~15日にかけて、数十件見つかる。記者は15日18時ごろ、東京都中野区、新宿区で計5店のコンビニを訪れた。いずれの店でもかじる「バターアイス」の取り扱いと在庫があった。1店では残り3本程度だったが、残り4店ではどこも8本以上見つけた。一部地域に限った調査ではあるが、入手困難ではなかった。
3度目の販売あるか
「バターアイス」は数量限定販売。ツイッターユーザーからは「通年販売してほしい」との声が複数出ている。
J-CASTトレンドは赤城乳業のマーケティング部に取材した。前回の販売で多くの反響が寄せられたため、再販にあたり、「しっかりとお客様に商品が届くよう、生産・備蓄を進め」たと話す。ただ、「発売後の動向は読み切れないため、数量限定発売とさせていただいております」。同じ理由から、通年販売を行っていないとのことだ。今後「3度目」の販売予定も、現状はない。
再販により、消費者からは「販売エリア、販売店舗のお問い合わせ」が数多く寄せられているという。ただ、販売地域などは限定していないとのことだ。