「ベビースターラーメンチョコアイスバー」 力技で再現してみた
「ベビースターラーメンチョコアイスバー」が、ファミリーマートで2021年8月3日から限定発売されている。その名の通り、フライ麺のようなスナック「ベビースターラーメン」(以下ベビースター)を使ったチョコアイスバーだ。
ベビースターで知られるおやつカンパニー(三重県津市)と、アイスメーカーの竹下製菓(佐賀県小城市)がコラボした商品だ。驚きの発想だが、アイスとベビースターという組み合わせ自体はシンプルにも感じる。このアイス、家庭でも再現できないだろうか。突然そんなことを思いつき、僭越ながら、「マイ・ベビースターラーメンチョコアイスバー」づくりにトライしてみた。
「代役」のチョコバーを用意
まずは「ベビースターラーメンチョコアイスバー」(以下、ベビースターアイス)の味を確かめる。開封すると、チキンラーメンのようなにおいが漂う。本当にベビースターに包まれている。
品薄でもなく、ファミリーマートで難なく購入できた
実食。いつものベビースターの味とサクッとした食感がした直後、チョコレートでコーティングされたバニラアイスと、口の中で溶け合う。意外な組み合わせだが、甘じょっぱいハーモニーとなり、アイスとして成立していた。クセになりそうな味わいだ。
これでもアイスなんです
次に、再現を試みる。
用意したのは、コンビニエンスストアに売っていた「ベビースターラーメン(コクうまチキン味)」と、ファミリマート限定発売の「フタバ パリッと食感のチョコバニラバー」。このアイスも、バニラの表層をチョコでコーティングしたものだ。
ファミリーマート限定のアイスで再現してみる
「コクうまチキン味」からピーナッツを取り除き、一本一本のサイズを短くするために軽く砕く。大きさを調整したら、チョコバニラバーの上に乗せる。本来ならばまんべんなくベビースターを付けたいところだが、簡単にはくっつかない。時間がかかると溶けてしまうと判断し、そのまま食べる。
口にすると、チキン風味のしょっぱさと、チョコアイスが溶け合う。味わいはかなり、実物のベビースターアイスに近い。特別なことはせずただ乗せただけだが、アイスとベビースターというスナック自体相性がいいようだ。
ベビースターを乗せながら食べ進める(画像は断面を見るため包丁を入れた時)
少し食べづらいが
当然、違いはいくつかある。まず、今回の「ベビースターラーメン(コクうまチキン味)」の方が、本物のベビースターアイスに付いているものより塩気が強いように感じた。
次に、ベビースターを後乗せすると、ベビースターアイスのものよりも水分が少ないためか、パリパリとした食感が強い。
また、再現時のベビースターは乗せるだけに留まり、アイスの側面や下側には付けられていないため、全体的にはベビースターアイスよりも食感がさびしい。さらに、食べるときにベビースターが落ちそうになるため、少し食べづらい。
上述通り、味自体は実物にかなり近い印象だ。ベビースターアイスは現状数量限定発売なので、もしも入手できなくなったら、再現を試すのもアリかもしれない。