コロナ禍でシリコンバレー企業に「リモートインターン」 日常業務しながら短期間で英語スキルアップ
英語コーチング・プログラム「TORAIZ(トライズ、以下「TORAIZ」)」を運営するトライオン(東京都文京区)は2021 年 4月27日、オンライン上で「TORAIZ 社会人海外リモートインターン」サービス開始発表会を開催した。
同サービスは、自宅や国内勤務地から、海外企業でのインターンとしての実務をリモートワークで経験できるもので、トライオンが2021年5月から提供しており、申し込み受付中だ。発表会では、米シリコンバレーに所在する海外現地企業へのインターンを希望する国内各企業(一部、個人)向けの説明が行われた。
英語運用力や異文化適応力を短期間で向上
「TORAIZ 社会人海外リモートインターン」では、海外で働くための実践的な英語運用力や、異文化適応力の向上、グローバルなマインドセット・スキル習得を、英語コーチングを通じて短期間(1か月~3か月)で実現させる。その間、国内での日常業務を中断せずに済むのが魅力だ。
業界や研修対象者の職種により、研修開始時の対象者の英語レベルや目標が異なるため、事前コンサルティングを通じて、それぞれが求める「研修ゴール」に合わせて期間や手法を最適化する。世界で活躍するうえで求められる能力や資質を意味する「グローバル・コンピテンシー」を評価する科学的なテストを研修開始時と修了時に実施して成果を測定し、投資対効果を可視化する。
インターン期間中の働き方としては、以下のような例がある。
インターン内容 :プロジェクト納品型(リサーチ、企画制作など)
インターン期間 :4週間程度から相談可能
インターン勤務時間 :1日2~3時間程度
現地企業とのミーティング:日本時間に合わせて週1回
派遣コスト、テロや感染症リスクをカット
新型コロナウイルスの世界的流行を受け、実際に渡米してのトレーニング(OJT)が厳しくなっている。その点、「TORAIZ 社会人海外リモートインターン」は、渡航費、滞在・交通費、海外保険費といった「派遣コスト」をセーブしつつ、テロや感染症リスクを伴わずに日本と異なる習慣や、職場での働き方を体感できる。
米国は「インターンシップ」が大学・大学院の履修単位の1つになっており、多くの企業で研修生を受け入れる体制が整っている。国際感覚を養い、ビジネス英会話力・語彙力の向上を図りたい人だけでなく、米発の最新ビジネス動向や最新トレンド情報を得たい人にとっても、うってつけだ。
「TORAIZ 社会人海外リモートインターン」の価格は1人あたり、全3か月で税込 59万3760円から。